ポール・マッカートニーとビリー・アイリッシュの以外な接点
元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーといえば、70歳を過ぎた今でもなお第一線で活躍するアーティストで、これまでポールのパフォーマンスに影響を受けた人は数知れず。
まさに生きる伝説のアーティストとなっているポールは、過去にデビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』が大ヒットし、女性として初、さらに史上最年少で、グラミー賞の主要4部門を制覇したビリー・アイリッシュとFaceTimeを行なったことをラジオ番組『ハワード・スターン・ショー』に出演した際に明かした。
ポールは、「ステラが、ビリーと彼女の家族と一緒にいた時にFaceTimeしてきたんだ。ビリーがグラストンベリーでステラの服を着て演奏したからね。彼らと話せたことは素晴らしかったよ」と、ポールの娘でありデザイナーのステラ・マッカートニーを介してビリーと話したこと明かした。
以前ビリーもポールとFaceTimeしたことを人気トーク番組『エレンの部屋』に出演した際に語っており、自分より両親の方が感動していたようで2人とも泣いていたということを語った。
そしてポールは、このインタビューでビリーと兄でプロデューサーのフィニアス・オコネルがベッドルームで音楽を作っていることについても語っており、「彼らにとっては最高なことだ。彼らがベッドルームで作り出すものはとても特別なものだよ」と、ビリーとフィニアスの才能を褒めたたえた。
ちなみにビリーとポールがFaceTimeをするきっかけとなった、ビリーのグラストンベリーの衣装は、ポールの娘が手掛けるファッションブランド、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)が、ザ・ビートルズに着想を得たコレクション。
これまでのキャリアにおいてビートルズと関係を持つことに距離を置いていたステラがブランド創業以来、初めてビートルズに着想を得たものを発売したことで、当時は大きな話題に。ビリーはそのステラ・マッカートニーの歴史的な服を一般発売よりひと足先に着用して、グラストンベリーの大きな会場を盛り上げた。(フロントロウ編集部)