ビリー・アイリッシュに公開ナンパ
インスタグラムで生配信をしていた18歳のグラミー賞受賞シンガー、ビリー・アイリッシュに、ある人気ラッパーが熱いラブコール。しかし、ビリーがそれを軽々と交わすという、ファンたちをざわつかせる出来事があった。
現地時間4月20日の深夜、家族と暮らすカリフォルニアの自宅の自室にてインスタグラムライブを行ったビリー。
ファンと通話したり、映画『アメリカン・ビューティー』のサウンドトラックの収録曲をピアノで演奏するなどして、新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出自粛生活を送るファンたちを楽しませたビリーだが、そんなビリーの配信のコメント欄に突如、参加してきた人気ラッパーがいた。
その正体は、2017年、17歳の時にリリースした「グッチ・ギャング(GucciGang)」が大ヒットし、その後、ラッパーのカニエ・ウェストとのコラボ曲「アイ・ラブ・イット(Ilove it」なども話題になった若手ラッパーのリル・パンプ(LilPump)。
顔面タトゥーのチャラめな風貌はさておき、2018年には無免許運転で逮捕されたり、実際にはドラッグの使用や女生徒への暴力事件が原因で高校を退学したのにも関わらず、“ハーバード大学中退”を自称するアルバム『ハーバード・ドロップアウト』をリリースしたり、アジア人差別的な楽曲を発表し、リリック内で個人名を出して中傷したりと、問題行動の数々が物議を醸してきたリル。
ビリーのライブ配信のコメント欄に降臨したリルは、まずは、ビリーに対して「君こそが僕の人生最大の恋」と宣言したかと思うと、「デートに連れて行かせて」、「お願い、どうか僕に君を妻にさせて」と、ちょっと上から目線な誘い文句で、ビリーを“公開ナンパ”した。
@lilpumpFucking in love with @billieeilish❤️ pic.twitter.com/ggz4A4bSYe— jeison lopez (@JeisonL04243830) April 20, 2020
リル・パンプからの求愛を断固拒絶
このリルからの求愛に気づいたビリーは、最初は無視していたものの、やがて耐えられなくなったのか、ついに吹き出し、視聴者たちに向けて、「なんで私が笑ってるかは、教えられない」と笑いながらコメント。
リルの名前などは挙げなかったものの、続けて、「ノー、サンクス(結構です)」と冷たく突っぱねた。
Billie’s reaction to Lil Pump’s “plz lemme wife you” comment in to which he responded with “I’m serious. Lemme take u on a date” pic.twitter.com/K7bvaPWmhj
— ًjoel (@joeltovar56) April 20, 2020
その後も、リルは懲りずに「僕は真剣だ」とコメントしたり、ハートを連投したりして必死にアピール。しかし、ビリーは一貫してスルーし、リルが仕掛けてきた“絡み”に応じることはなかった。
リルは、しばらくして、ビリーに絡む自身のコメントのスクリーンショットをツイッターで公開した一般ユーザーのツイートを自身のアカウントでリツイートしている。ショックを受けているというよりも、ビリーに拒絶されたことをむしろ面白がっているようなので、やはりビリーへの求愛は軽い冗談であり、本気ではなかったよう。(フロントロウ編集部)