外出自粛中の楽しみを見出したトム・ハンクス
映画『フォレスト・ガンプ／一期一会』などの人気作で知られる俳優のトム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンは今年3月、滞在先のオーストラリアで風邪のような症状に見舞われ、検査でコロナウイルスの陽性反応が出たことを発表。トムとリタはそのままオーストラリアの隔離施設で治療を受け、幸い軽い症状で済んだため、同月中に母国アメリカに帰国したことを報告していた。
現在は自主隔離生活を送っているというトムは米ラジオ局NPRのポッドキャスト番組『Wait Wait…Don’t Tell Me!』に出演して、現在の生活について語った。
長時間、家の中での生活を余儀なくされているわけだけれど、トムは外出を制限されているなかでも暇にならない方法を見つけたそう。それは、シャーリーズ・セロンやケイティ・ペリーなど、多くのセレブが支持していることで知られる、こんまりこと近藤麻理恵の片付け術を実践すること。
「ほとんどの時間を近藤麻理恵の方法に取り組むのに費やしてきたと言えるだろうね」と、家での多くの時間をこんまりの片付け術の実践にあてていることを明かしたトム。「例えば、（片付けるなかで）マイクが出てきたんだけど、そのマイクを持っていたことすら知らなかったんだ。箱に入った状態で発見できてよかったよ」と、思わぬアイテムを発見した時の喜びを語った。
「とはいえ、一度ソリティアに勝つと、すぐにもう一勝したくなってしまうんだよ。そういうわけで、今はとても忙しくしているよ。本当にね」と、トムは物が片付くことをトランプのソリティアになぞらえ、片付けをするなかで思いもよらぬアイテムが出てくる喜びに“病みつき”になっていることを明かした。
新型コロナウイルスを克服し、現在は充実した自主隔離生活を送っていることを報告したトム。同じインタビューのなかで、彼は自身にできた新型コロナウイルスの抗体からワクチンならぬ“ハンクチン”を開発してほしいとも語っている。（フロントロウ編集部）
