前代未聞のイベントが大盛況
新型コロナウイルスのため、いたるところが閉鎖され今までの生活ができず、ストレスがたまっている人が多い。そんななかドイツのクラブが、あるイベントを開催。それは、駐車場で行なうクラブイベント。この前代未聞のクラブイベントは、1台のクルマに最大2名まで乗車して参加することができ、参加者は外に出て騒ぐのではなくクルマの中で盛り上がるという社会的距離がとられたもの。
このイベントは250枚のチケットが売り出されソールドアウト。合計500人が参加するという超人気イベントとなった。
クルマで参加という初めてのイベントは大盛況で、駐車場にはクルマがずらり。参加者は、ラジオを指定されたFM局に合わせると目の前でパフォーマンスするDJたちの音が聞こえるというシステム。会場となった駐車場では、DJたちのパフォーマンスに合わせて光の演出はもちろん、炎や花火まであがりまるで野外フェスのよう。
参加者たちはDJのあおりに応えるように、クルマのクラクションを使って盛大に盛り上がった。
また今回ドイツのクラブが行なったような、クルマで参加するイベントはトレンドの兆しを見せており、このクラブイベント以外にもデンマークのシンガーであるマッズ・ランガーが、同じように駐車場でコンサートを開催。コンサートを行なう6日前に告知したにもかかわらず、500枚のチケットは即完だったという。
以前イタリアではバルコニーにDJが登場したことがあり、近隣住民たちがバルコニーでダンスしクラブ化。これまでと違い、気軽にクラブやコンサートに行けないからこそ、知恵を絞り様々な方法で楽しもうとしている。(フロントロウ編集部)