セレーナ・ゴメスが自己隔離生活のなかで抱える不安な気持ちの対処法に言及。外出が制限されているなか、自宅で新曲のアイディアを書き溜めていることも明かした。(フロントロウ編集部)

コロナ禍で不安を抱えていると明かしたセレーナ

 シンガーで女優のセレーナ・ゴメスが、SG×PUMAというコラボレーションラインを発表しているスポーツ・ブランドのプーマ(Puma)によるインタビューに応じて、新型コロナウイルスの感染拡大による現在の自主隔離生活について語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大はいまだ収束せず、外出を制限する政策が今も世界中で続いている。“コロナストレス”という言葉がしばしば使われているように、自宅を中心とした生活で、不安や憂うつな気持ちを抱えてしまう人も多いなか、現在は祖父母や友人たちと自主隔離生活を送っているというセレーナも、このコロナ禍で不安定な気持ちを抱えている1人だそう。

 「他の誰しもがそうであるように、私も不安定な気持ちを抱えている」と明かしたセレーナは、自主隔離生活を送るなかで「様々な感情を経験してきた」と語り、不安を抱えてきたことを告白。

 そんななかでも、セレーナは不安な気持ちを紛らわすことができるよう心がけてきたことがあるそう。「常に情報を入れて、最新のニュースを知っておくことは大切だけど、そういうことから離れてみることも大切だと私は思ってる。抱えきれないものになりかねないから」と語り、日々報じられるニュースで不安な気持ちを抱え過ぎてしまわないよう心がけていると明かした。

画像: コロナ禍で不安を抱えていると明かしたセレーナ

 「私が落ち着いていられる大きな要因になっているのは、読書をしたり、音楽を聴いたりすること」とセレーナは続けて語り、周囲で起きていることから距離を置き、趣味を楽しむことで気持ちを落ち着けているとした。

 また、セレーナは自分にとってこの生活で最もつらいことの一つは友人や家族と会えないことだとしつつも、幸いにも自分は祖父母や友達と自主隔離生活を送ることができているため、「孤独や寂しさ」を感じずに済んでいるそう。もちろん、それ以外の親しい人たちとも連絡は取っているようで、「電話がこんなにも重要だったことはない。それから、しばらく連絡を取っていなかった人に連絡してみることもね」と、離れている友人たちと電話などでコミュニケーションを取ることの大切さも語った。

自主隔離生活で見つけた新しい趣味も

 自主隔離生活が続くなかでセレーナが夢中になっているのは読書や音楽鑑賞だけでなく、自宅でできる新しい趣味も見つけたようで、「最近は水彩画にすごくハマっているの! それから、新しくシリーズものの本も読み始めた」と報告。「昔見た作品を見直したりもしてる。懐かしい気持ちになれるの」と、家にいる時間を使って様々な趣味に触れていることを明かした。

 加えて、今年1月に約4年ぶりとなるアルバム『レア(Rare)』をリリースしたばかりのセレーナだけれど、その後も新曲の制作に取り組んでいたようで、自主隔離生活のなかでも新曲のアイディアを書き留め続けているそう。

 「インスピレーションを失いたくなかったの」と、楽曲制作がストップすることで新曲のアイディアが失われてしまうことを恐れていたと語ったセレーナは、今も「コンスタントに楽曲のアイディアや歌詞を日記に書き留めるようにしている」として、新曲の制作に継続して取り組んでいることを報告した。

先日、自宅で楽曲制作に取り組めるように即席のスタジオを作ったことも報告していたセレーナ。

 インタビューの最後に読者に向けたメッセージはあるかと聞かれると、セレーナは「どうか家にいて!もう何度も言われていることだろうけど、この恐ろしいウイルスを倒すためにはみんなで取り組まなければいけないの。どうか無事でいて」と語り、家にいることの重要性を改めてファンに訴えた。(フロントロウ編集部)

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