「セイ・ソー feat. ニッキー・ミナージュ」が全米首位に
ラッパーのドージャ・キャットがニッキー・ミナージュ参加のシングル「セイ・ソー(Say So)」で全米シングルチャートの首位を獲得。米Billboardによれば、これはフィーチャリングに参加したニッキーにとって同チャートへの109曲目のエントリーで初めて達成した首位だといい、ニッキーは全米シングルチャート史上、首位を獲得するまでに最も時間を要したアーティストになったという。
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のサウンドトラックに「ボス・ビッチ」が起用されたことでも注目されていたドージャにとっても初の全米ナンバー1シングルとなったわけだけれど、今回の首位獲得は、ビヨンセがリミックスに参加したミーガン・ジー・スタリオンによる「Savage(サヴェージ)」との“女性対決”を制してのもの。ビヨンセとミーガン・ジー・スタリオンは「セイ・ソー」に次ぐ2位にランクインしている。
Twitterアカウント「chart data」によれば、2人の女性ラッパーによるコラボレーション楽曲が全米シングルチャート首位を獲得したのは史上初だという。また、ドージャ、ニッキー、ミーガン、ビヨンセという4人の黒人女性が首位と2位を独占したのも初めてのことだそう。ミーガンはこれを受けて、「歴史の一部になれて嬉しい」とTwitterで喜びをあらわにした。
I’m happy to be apart of the history that was made today ���
— HOT GIRL MEG (@theestallion) May 11, 2020
悲願を達成したニッキー
米Billboardによれば、2010年にリル・ウェインとの「Knockout(ノックアウト)」で初めて全米シングルチャートにランクインして以来、10年越しで全米首位を獲得したというニッキーはインスタグラムを更新。
「この1週間、必死になって私たちが歴史を作る手助けをしてくれたみんなには感謝してる」と悲願を達成できたことへの感謝を述べたニッキーは、「ドージャ、私を信頼してくれてありがとう。あなたの期待に添えていたら嬉しいな。あなたにはとんでもない才能があるし、この瞬間にふさわしい人」と、コラボレーションしたドージャに賛辞を寄せた。
最新チャートの発表を受けて、「ザ・ライト・イズ・カミング(the light is coming)」や「サイド・トゥ・サイド(Side To Side )」でニッキーとコラボレーションしているアリアナ・グランデもインスタグラムのストーリーでこのニュースに言及。「セイ・ソー」と「サヴェージ」が1位と2位にランクインしたことを「音楽における素晴らしい瞬間」だと祝福した。
.@ArianaGrande congratulates @DojaCat & @NICKIMINAJ on Billboard Hot 100 with Say So Remix pic.twitter.com/uLdgo1vXk7
— Ariana Grande Update � (@ArianatorFallen) May 11, 2020
(フロントロウ編集部)