ダニエル・ラドクリフ、パパになったルパート・グリントを祝福
俳優のダニエル・ラドクリフ(30)は、イギリス人作家J.K.ローリングの児童向けファンタジー小説シリーズ『ハリー・ポッター』(以下『ハリポタ』)を実写化した同名の映画シリーズで計8作にわたって主人公のハリー・ポッターを演じた。
そして、ダニエル演じるハリーの親友ロン・ウィーズリーを演じたのが俳優のルパート・グリント(31)。ルパートといえば、5月頭に、約9年間交際を続けている恋人で俳優のジョージア・グルーム(28)が2人の第1子となる女の子を出産し、パパになったばかり。
お互い10代前半だった頃から『ハリポタ』で共演し、青春時代を共にし、そして大人になった今でも友人として親しくしているダニエルとルパートだが、一緒に成長してきた旧友だからこそ、ダニエルはルパートが父になったことについて、複雑な思いを抱いているよう。
新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出自粛生活を送っている自宅から、米人気トーク番組『Watch What Happens Live(ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ)』にリモート出演したラドクリフは、「このあいだ、彼にメールして、僕も君の幸せをすごく喜んでるって伝えたよ。すごく、すごく、クールだねって」と、第1子誕生の報せを受けて、ルパートにさっそく祝福メールを送ったことを告白。
続けて、こんな風に本音を吐露した。「素晴らしいことなんだけど、でも同時に、めちゃくちゃ変な感じもする。僕ら(『ハリポタ』のキャストたち)がみんな子供を持つような年齢になるなんてさ…。まあ、それが現実なんだけど」。
子役時代から和気あいあいと育ってきた仲間の1人であるルパートが、父親になるという人生の大きな節目を迎えたことに、ダニエルは感慨もひとしおながら、なんだかまだ実感が湧いていないよう。
『ハリポタ』キャストは「年齢不詳」
さらに、ダニエルは、『ハリポタ』でハーマイオニー・グレンジャーを演じたエマ・ワトソンの名前も織り交ぜながら、「僕とルパートとエマは、人の年齢を予測するうえでは、ぜんぜん役に立たない基準だけどね。僕が30歳になった時、多くの人たちがなんだかガッカリしていたよ」とコメント。子供から思春期の頃に出演した『ハリポタ』の印象が強いだけに、実年齢不詳に見られることが多いと自虐ジョークを飛ばして笑いを誘っていた。
ダニエルはこの少し前に応じた英Inquirerとのインタビューでも、ルパートの第1子誕生に言及。「本当に喜ばしい。彼とジョージアはもうかなり長い間一緒にいるからね。ワクワクするよね。でも、僕の頭の中では、彼とはまだお互いに出会ったばかりの印象のままで、16歳くらいの気分でいるから、すごく変な感じだよ」とコメントしていた。
ちなみにダニエルは、2012年の映画『キル・ユア・ダーリン』で共演した5歳年上の俳優エリン・ダークと8年にわたって交際中。
現在もニューヨークにあるダニエルの自宅で同棲中で、過去に何度も結婚のウワサが浮上したけれど、ダニエルとエリンは、結婚という形式にはあまり興味がないようで、のんびりと2人のペースで愛を育んでいる。(フロントロウ編集部)