セレーナ・ゴメスが日々のルーティンを紹介
アメリカでは5月がメンタルヘルス啓発月間ということもあり、シンガー兼女優のセレーナ・ゴメスがインスタグラムと協力して、日々のストレスを解消するためにセレーナ自身が行なっている「セルフメンテナンス法」を明かした。
自身も以前、メンタルヘルスの問題を抱えていたことがあるセレーナは、「今、メンタルヘルスについて話をすることは、これまで以上に重要なことだと思う。そういうわけで、みんなには私と一緒に“ひと休み”をして欲しい。まずは、この状況で私をポジティブにしてくれるものを紹介するわね。共感してもらえるといいけど」と言うと、そのひとつ目として、ほぼ毎日読んでいるというDBT(弁証法的行動療法)に関する本を紹介。
認知行動療法の一種として知られるDBTは、問題に対処するスキルを身につけることで、自分の感情とより上手く付き合えるよう目指す療法で、セレーナは本に載っているワークシートに目を通したり、実際に心の問題に直面している時は、その時の自分の状態に合った章を見つけて読んだりして、心を整えているという。
そんなセレーナが続いて紹介したのは、日々のルーティンの最後に必ず行なっているという、1日の疲れや緊張をほぐしてリラックスするためのプロセス。セレーナによると、1日の終わりである「夜」に散歩に行くことで、その日にあった出来事をすべて振り払ってリセットすることができるそうで、「散歩へ行く→帰ってきてシャワーを浴びる→顔を洗う→ベッドに入って寝る」というのが、夜のお決まりのパターンなのだとか。
また、友達に言うと笑われるそうだが、「電気毛布」はセレーナにとって極上の癒しアイテムだといい、「(電気毛布は)私にとっては不安を解消してくれる魔法のブランケットね。すごく良い気分になれるのよ」と大絶賛。そのほかに日記をつけたり、フェイスミストやローズウォーター、キャンドルの香りを嗅いだりすることも、気持ちを落ち着かせてくれるそう。
恐らく、現在、新型コロナウイルスの感染拡大による外出規制などによって、“自粛疲れ”や“コロナ鬱”を感じている人も多いはず。ストレスを発散する方法は人によって様々なので、今回、セレーナが紹介した方法がすべての人に有効なわけではないが、彼女のように自分に合った方法を見つけて“メンタルヘルスケア”をしてあげることが、心の健康を保つことに繋がるに違いない。(フロントロウ編集部)