エド・シーラン、母校へ寄付
イギリスを代表する世界的シンガーの1人であるエド・シーランは、イギリス東部のサフォーク出身。自身を“サフォークボーイ”と呼ぶほどで、エドの人気曲「キャッスル・オン・ザ・ヒル」のミュージックビデオの撮影を故郷で行なったり、友人で俳優のキット・ハリントンとローズ・レスリー夫妻が新居選びをしていた際にサフォークをオススメしたりと、地元が好きなことで知られている。そしてそんなエドの地元愛エピソードに、新たな1つが加わった。
チャリティ活動に熱心で、合わせて数億円にものぼる寄付を様々な団体にしてきたエドだけれど、このたび、自身が通っていたトーマス・ミルズ・スクールにも継続的に寄付を行なってきていたことが明らかになった。
その金額は、約2,200万円(17万ポンド)!
寄付によって学校の設備が豪華に
この寄付は、エドによる慈善団体Ed Sheeran Suffolk Music Foundationを介して行なわれたもので、これによって、「アート、IT、そして音楽の教室をアップグレードし、生徒の教育的パフォーマンスを向上させた」という。具体的には、この寄付によってアップル(Apple)のMacBookやカメラ、写真のための暗室、作曲・収録に使える高価なソフトウェアなどが購入され、学校に装備されたという。
学校の音楽の主任は、「この学校の生徒や教員は、教育課程におけるアートの価値やその重要性、そしてそれがどう人生を変えるかを理解し、敬意を払ってくれる恩人を持てて幸運です」とコメントしている。
エドは母校に「ある思い出」がある
エドの地元への愛を表すこのエピソードだけれど、ファンがほっこりした気持ちになっているのには別の理由も。それは、この学校こそが、エドが妻のチェリー・シーボーンと出会った場所だから。
エドは、11歳でチェリーと出会ったけれど、長い間2人の関係に進展はなかった。しかし2015年に再会し、2017年に婚約。2018年に結婚した。そんな2人が通っていたのが、トーマス・ミルズ・スクールというわけ。
エドといえば、2019年12月から少なくとも1年半の休暇を取ると発表し、現在はお休み中。最近では、ホッケー選手として活躍するチェリーが出場した試合を、彼女の両親とともに観戦する姿が目撃されており、プライベートな時間を満喫しているよう。一方で、新型コロナウイルスの影響でオンライン授業を行なっていたイギリス・ロンドンの小学校の音楽の授業にゲスト講師として参加しており、子供の教育のために、ここでも一役買っていた。(フロントロウ編集部)