カイリー・ジェンナーが新型コロナウイルス禍で閉店中のはずの「ある場所」を貸し切るという不可解な行動に出た。(フロントロウ編集部)

カイリー・ジェンナーがセレブの特権で「アレ」を貸し切りに

 米経済誌フォーブスから一方的に与えられた「最年少億万長者」の称号を“撤回”されるという前代未聞の騒動が注目を集めたリアリティスター兼コスメブランド・プロデューサーのカイリー・ジェンナーが、新型コロナウイルスというパンデミック禍でまだ臨時閉店を継続中のはずのある場所を貸し切り、友人たちと夜遊びをしていたことが明らかになり、人々が眉をひそめている。

 2020年は年収約640億円を稼ぎ出し、フォーブスとのいざこざ後に同メディアが発表した最新版の『セレブ長者番付』で堂々の1位に輝くという、圧倒的な強さを見せつけたカイリー。

 そんな彼女が店舗丸ごと貸し切って、日曜の深夜1時過ぎまで豪遊していたのは、ウェスト・ハリウッドにあるセレブ御用達のクラブ「ブーツィ―・ビロウズ(Bootsy Belows)」だった。

 レザーのクロップト丈トップスにバレンシアガのブーツまでつながったスキニーパンツという夜遊びルックで登場したカイリーは、姉のケンダルと取り合いをするほどお気に入りの男友達フェイ・カードラと腕を組んでクラブ内へ。

カイリーが2019年のクリスマスに公開したファイとのツーショット。

 カリフォルニア州では、まだ不要不急の外出が制限されているなか、マスクもせずに夜遊びに出かけたカイリーの行動には、SNSユーザーたちから「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離の確保)のルールは完全無視なんだね」、「セレブだったら何をしてもいいのか」といった呆れ声が漏れた。

 カイリーが訪れたブーツィ―・ビロウズは、ホラー映画シリーズ『スクリーム』などで知られる俳優のデヴィッド・アークエットが副業として経営しているクラブ。

 17世紀末にパリの大市に出現した演劇形式「ヴォードヴィル」にインスパイアされた同店は、新型コロナウイルス禍では、ほかのクラブと同様にカリフォルニア州で外出自粛が始まった頃から臨時休業。現在も一般向けには営業していないが、最近になりセレブやVIP顧客限定で特別に貸し切り営業を始めたようだと英Daily Mailは伝えている。

 カイリーが一体なぜ、まだまだ油断ならない新型コロナ禍でクラブを貸し切って夜遊びをすることにしたのか、「3密(密閉、密集、密接)」が成立しやすいクラブ内にはどれくらいの人が集まったのかなど気になるところだが、一説には、カイリーが反同居中の親友でインフルエンサーのアナスタシア・カラ二コラウの誕生日の前祝いを仲間内で開催したというウワサもある。

 ちなみにカイリーは、今よりも厳しく外出が制限されていた4月末にも、それ以前にはひとつ屋根の下で一緒に生活していなかったアナスタシアと自宅を行き来し合っていたことが判明して、ひんしゅくを買った。

画像: 2019年に撮影された夜遊びに出かけるカイリー&アナスタシアの姿。

2019年に撮影された夜遊びに出かけるカイリー&アナスタシアの姿。

 カイリーは、前回、SNSへの投稿から隔離生活中ルールを破ったことがバレたことを気にしてか、今回の夜遊びの様子はSNSでは公開しておらず、最近の投稿は人種差別抗議デモ「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)」に関するものがほとんどとなっている。(フロントロウ編集部)

※記事公開後にインスタグラムの写真が削除されたので、一部写真を指し替えました。

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