ビヨンセがディズニーと再び契約か?
2019年に実写とCGIアニメーションを組み合わせた“超実写版”として公開された映画『ライオン・キング』でナラの声を務めたビヨンセ。ドナルド・グローヴァー、セス・ローゲンといった豪華なセレブが声優陣に名を連ねていることでも話題となった同作でビヨンセは、『ライオン・キング』へのトリビュートとアフリカン・ミュージックへの敬意を称えたインスパイアード・アルバム『ザ・ライオン・キング:ザ・ギフト(The Lion King: The Gift)』もリリースし、作品に大きく貢献した。
その功績もあってか、ビヨンセはディズニーと新たな契約を交わそうとしていると英TheSunが報じている。新たな契約では、ビヨンセが大ヒット映画『ブラックパンサー』の続編で2022年に公開が予定されている『ブラックパンサー2』のサウンドトラック・アルバムへの参加と、2つのディズニー作品への参加が契約内容に含まれているという。
『ブラックパンサー』のサウンドトラック・アルバムは、ケンドリック・ラマーが監修を務め、ザ・ウィークエンド、シザ、トラヴィス・スコット、ジョルジャ・スミス、ヴィンス・ステイプルズなどの豪華アーティストが参加しており、米ビルボード200で初登場1位を記録。もしビヨンセが『ブラックパンサー2』のサウンドトラック・アルバムに参加することとなれば、これまた大きな話題になるのは間違いない。
『ブラックパンサー』のサウンドトラック・アルバム。
ビヨンセがディズニーと契約を結ぶことについて関係者は「契約の一部としてディズニー・プラスで配信される新しいドキュメンタリーのナレーションを務めてもらえるよう、ビヨンセのチームに同意をもらおうとしている。交渉はまだ進行中だけれど、最終的な詳細が出ている」とThe Sunに語っており、契約が締結される日は近いという。
関係者の話だと、ビヨンセに3作品への参加を求めているディズニー。そこで気になるのが契約金。人気、地位、名誉、すべて揃っているビヨンセは、Netflixとの契約は3作品で約66億円(6,000万ドル)と米Varietyが報じており、契約金は超高額。そんなビヨンセにディズニー側が提示したとされる契約金は、なんと約110億円(1億ドル)。異次元すぎる契約金は、さすがビヨンセ。
ビヨンセがディズニーと本格的に契約を締結するかは、まだ決定していないけれど、4月に行なわれた新型コロナウイルス感染拡大により経済的な打撃を受け、食糧に困窮する人々を救済するチャリティ団体フィーディング・アメリカへの寄付を募るためのディズニーの特別番組『The Disney Family Singalong(ザ・ディズニー・ファミリー・シングアロング)』にサプライズで出演したこともあり、今後ビヨンセがなんらかの形でディズニー作品とかかわっていく可能性はおおいにある。