アリアナ・グランデが大好きだったはずのコーヒーチェーンのスターバックス(Starbucks)と距離を置いていることが分かった。批判が殺到した“あの騒動”が原因? 最近のお気に入りコーヒーショップも紹介。(フロントロウ編集部)
アリアナ・グランデがスターバックスと距離、あの騒動が原因か
週に何度も通う姿が目撃されるほどのスターバックス好きで、2019年にはコラボドリンクを発表したこともあるシンガーのアリアナ・グランデが、最近になり、同社の公式インスタグラム・アカウントをひっそりとアンフォローしていたことが明らかになった。

©Ariana Grande/ Twitter
アリアナがスターバックスをアンフォローしたことが判明したのは、スターバックスが北米の店舗で働くスタッフたちに、黒人に対する人種差別への抗議を訴えるデモ「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター/黒人の命も価値がある)」(以下BLM)に関連する洋服や小物を身に着けることは就業規則に違反すると“お達し”を出したことが米Buzzfeedが入手したメモにより明らかになったほんの数日後のこと。

彼女のSNSなどでの動向に注目している人はご存知だと思うが、アリアナは、かなり熱心にBLMを支持しており、インスタグラムやツイッターではフォロワーたちに向けて、連日BLMに関する有益な情報を発信している。
5月末には、新恋人のダルトン・ゴメスや親友のダグ・ミドルブルックらと一緒にロサンゼルスで行なわれた平和的抗議に参加し、プラカードを掲げて一般参加者とともに街を練り歩いた。
hours and miles of peaceful
protesting yesterday that got little to no coverage.
all throughout
beverly hills and west hollywood we chanted, people beeped and cheered along.
we were passionate, we were loud, we were loving.
cover
this too please. #BLACKLIVESMATTER
https://t.co/vD90CEtF94
pic.twitter.com/GZ6uKDfPM7—
Ariana Grande (@ArianaGrande) May
31, 2020
スターバックスは、従業員たちだけでなく、世間からも不満や批判が殺到し、不買運動を呼びかける声まで噴出した服装に関する“お達し”をすぐさま撤回。自社オリジナルでBLMを支援するTシャツを制作し、2万5千人以上の従業員たちに配布するという、まったく真逆の方針を発表したが、アリアナは、このやり方には納得がいかなかったのか、それとも何か別の思惑があるのか、スターバックスのフォローを外した。
『ハリー・ポッター』にインスパイアされたコーヒー店がお気に入り
スターバックスでコーヒーを購入しなくなった代わりなのか、アリアナはここ数日にわたり、チェーン店ではない、地元のコーヒーショップでドリンクを購入しているよう。
インスタグラムではBLMに関する投稿に混じって、「ニンバス・コーヒー(Nimbus Coffee)」というカフェでゲットしたアイスコーヒーの写真をシェアし、絶賛している。

©Ariana Grande/ Instagram
名前を聞いてピンと来た『ハリー・ポッター』ファンも多いかもしれないが、ロサンゼルスのダウンタウンにあるニンバス・コーヒーの名称は、同作の主人公ハリーが最初に手にした空飛ぶ箒(ほうき)“ニンバス2000”にちなんで名づけられたもの。

©WARNER BROS. PICTURES / Album/Newscom
店内には、劇中でハリーのペットとして冒険を共にする白いフクロウのヘドウィグを彷彿とさせる人形が飾られていたり、メニューには「Witches Cold Brew(魔女のアイスコーヒー)」、「Sorcerer’s Tears(魔法使いの涙)」、「Dragons Breath(ドラゴンの息吹)」といったファンタジー感あふれる名前がつけられていたりと、大の『ハリー・ポッター』ファンであるアリアナにはぴったりな遊び心溢れるコーヒーショップとなっている。
(フロントロウ編集部)