『シンデレラ』の実写版で歌われるビヨンセの楽曲とは?
2021年に公開が予定されている、ソニー・ピクチャーズ制作の実写版『シンデレラ』は、主演のカミラ・カベロに加え、イディナ・メンゼル、ビリー・ポーター、ピアース・ブロスナン、ミッシー・エリオット、ジェームズ・コーデンなど、豪華なキャストが勢ぞろいすることで、公開前から話題に。
キャストと親睦を深めるカミラ・カベロ。
撮影はイギリス・ロンドンで行なわれていたけれど、現在、新型コロナウイルスの感染に伴い、制作は中断されている。
映画は誰もが知るおとぎ話『シンデレラ』を現代的にしたストーリーを基に、よりミュージカル色が濃く、コメディタッチな作品になることが伝えられてきたけれど、フェミニストなひねりもプラスされるという。関係者によると、ディズニーの上層部は、カミラが主演を務める映画『シンデレラ』は、古いステレオタイプの物語になってはいけないということを分かっており、「彼らはシンデレラを、若い女の子たちがみた時に、強く自立した自分になれるようなインスピレーションを与えられる描き方をしたいと思っている」とThe Sunに語った。
そのためか、劇中では、一般的な『シンデレラ』の物語では考えられない楽曲が使われるというウワサが浮上。その楽曲とは、2008年にリリースされたビヨンセの大ヒット曲「シングル・レディース(プット・ア・リング・オン・イット)」。この楽曲は、独身女性たちに捧げられた楽曲で、次のステップへなかなか覚悟を決めない男性に注意を促している。劇中では、この「シングル・レディース(プット・ア・リング・オン・イット)」をカミラとミッシーが歌うというウワサが浮上しており、こういった楽曲が使われるところも従来の『シンデレラ』とは全く違うということが分かる。
またカミラは、映画の主演としてだけではなく、『シンデレラ』のサウンドトラック・アルバムの制作にも名を連ねているようで、サントラには多くの女性アーティストが起用されるよう。
古くから語り継がれているようなストーリーではなく、フェアリー・ゴッドマザーはジェンダーレスという設定で、フェミニストな要素が入った新生『シンデレラ』は、どのような作品になるのか。(フロントロウ編集部)