アダム・ランパードやケイティ・ペリーらが出演するLGBTQ+コミュニティの支援を目的としたバーチャルイベントの開催が決定。日本でも観ることができる。(フロントロウ編集部)

ケイティらが出演するイベントが開催

 米現地時間6月25日に「キャント・キャンセル・プライド:ア・COVID-19・レリーフ・ベネフィット・フォー・ザ・LGBTQ+コミュニティ(Can't Cancel Pride: A COVID-19 Relief Benefit for the LGBTQ+ Community)」と銘打たれたバーチャルイベントが開催されることが発表された。

 これは、アイハート・ラジオが主催し、P&Gがスポンサーで開催されるイベントで、新型コロナウイルス(COVID-19)で影響を受けたLGBTQ+への支援を目的として開催される。イベントにはケイティ・ペリーやアダム・ランバート、シーアのほか、リッキー・マーティン、トランスジェンダーであることで知られるキム・ペトラス、ビリー・ポーターらが出演する。

画像: 出演が発表されたシーアとキム・ペトラス

出演が発表されたシーアとキム・ペトラス

 ケイティは自身のインスタグラムでこのイベントへの出演を発表して、「LGBTQ+のブラザーやシスターたちを元気づけられることをとても誇りに思う」と述べている。

 「COVID-19によるパンデミックにより、LGBTQ+のコミュニティが直面している、複雑かつとても困難な状況があらわになりました」とスポンサーであるP&Gでブランド部門の最高責任者を務めるマーク・プリチャード氏は述べ、次のように続けている。「我々はLGBTQ+の方々の視界を広げ、支援を必要としている方々へのサポートを倍増させていきながら、すべての人々に対するヘイトや拒絶に立ち向かい続けなければいけないのです」

 「キャント・キャンセル・プライドは、何百万人ものLGBTQ+の方々が毎日の拠り所にしているコミュニティセンターやサポート体制が、外出制限によって閉鎖されてしまっている状況においても、コミュニティの方々に対し、彼らは決して1人ではなく、見守られ、愛されている存在だということを示すためのものです」とプリチャード氏は今回のイベントについて説明している。

収益は慈善団体に寄付

 毎年6月は「プライド月間」となっているものの、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、毎年多くの人が参加することで知られるニューヨーク・プライド・マーチが中止になるなど、LGBTQ+のコミュニティの支援を目的とした野外で行なわれる慈善イベントが軒並み中止になっている。

画像: 収益は慈善団体に寄付

 キャント・キャンセル・プライドの公式サイトによれば、このイベントは、「イベントはキャンセルされたとしても、私たちのプライドはキャンセルされない」というテーマのもとで開催されるもので、イベントの収益は、LGBTQ+の権利を守る団体であるGLAADや、慈善団体ザ・トレヴァー・プロジェクト(The Trevor Project)などに寄付される。

 イベントは米現地時間6月25日の午後9時よりスタート。アイハート・ラジオのFacebookやInstagramで配信されるので、日本でも観ることができる。(フロントロウ編集部)

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