ジョニー・デップはパンデミック禍でも“ライフワーク”にしている「ある事」を続けていた。(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップ、コロナ禍でも「ライフワーク」を続ける 

 俳優のジョニー・デップが自身の代表作の1つである映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』で演じたジャック・スパロウ船長に扮して、もはやライフワークともなっている、子供病院への“訪問”を行なった。

 これまで、スパロウ船長になりきり、アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアなど、世界各国のさまざまな小児病院を訪れ、病気と闘う子供たちやその家族を激励してきたジョニー。

画像: ジョニー・デップ、コロナ禍でも「ライフワーク」を続ける

2016年、イギリス・ロンドンにあるグレート・オーモンド・ストリート・ホスピタルを訪問したスパロウ船長姿のジョニー。

 現在は、新型コロナウイルス禍とあり、免疫力が低く、ウイルスに感染すると重症化しやすいことが懸念される子供たちが暮らす病院に直接足を運ぶことはできなかったが、ジョニーは外出自粛中の自宅からスパロウ船長になりきって「バーチャル訪問」を行なった。

 2017年にもコラボしたことがあるオーストラリアのチャリテイプロジェクト『Juiced TV』との協力で実現した今回の企画では、ジョニーが2年前に訪れたクイーンズランド・チルドレンズ・ホスピタルに入院する子供たちとリモート対面。

 ジョニーは、「俺が前回君たちを訪ねてから2年くらいになるけど、君たちが恋しくて、ハローって挨拶したかったんだ」、「そこは素晴らしい病院だよな。君たちには俺がついてる。俺の愛をすべて送るよ。それから俺の無礼さとおバカさもな。だって、無礼でおバカなことは、ときに、楽しいことでもあるだろう?」などと、スパロウ船長の独特の口調や表情で子供たちを楽しませた。

 トータルで2時間近くにおよんだバーチャル訪問の模様は、Juiced TVの公式フェイスブックで公開された下の動画で見ることができる。

 さらに、ジョニーは、新型コロナウイルスという未曽有のパンデミックのなかで、日夜不安を抱える子供たちのケアに尽力する病院のスタッフや、バーチャル訪問の企画者たちにもひと言。

「このバーチャル訪問を実現させてくれたすべての人たちにお礼を言うよ。前回、病院を訪れた時に目の当たりにしたけど、俺がこうやってアーシャやトーマス、ギャビー(※)に会えるのは、看護師やヘルスケアワーカーのみなさんが、ものすごく一生懸命働いてくれているからだ。あなたたちは、絶対的なヒーローだよ」。

※リモート再会した入院患者の子供たちの名前。

画像: 2015年に行なわれたディズニーのファンエキスポ『D23』のステージにジャック・スパロウの姿で登場したジョニー。

2015年に行なわれたディズニーのファンエキスポ『D23』のステージにジャック・スパロウの姿で登場したジョニー。

 新型コロナウイルスの脅威は、いまだ世界中の多くの人々の生活に困難を強いているけれど、ジョニーの“誰かを元気づけたい”という情熱は、パンデミックに屈することはなかったよう。

 Juiced TVのバーチャル訪問企画には、ジョニー以外にも、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースやDCコミック映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のマーゴット・ロビーらも登場。彼らの訪問の様子はJuiced TVの公式YouTubeチャンネルで公開されている動画で見ることができる。(フロントロウ編集部)

 

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