マイティは依然として行方不明のまま
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどの出演作で知られる俳優のオーランド・ブルームが、米Santa Barbara News Pressの取材に応じ、約1週間前に行方不明になったきり戻ってきていない愛犬のマイティに対する悲痛な思いを語った。
オーランドは、マイティがいなくなった時の状況について、「現在、僕たちが滞在している家の庭で遊んでたんだ。ほかにも犬がいたから、一緒に遊んでるもんだと思ってた。8分ほど経った頃、彼(マイティ)の様子を見に行ったら、彼はすでに冒険に出た後だった」と説明すると、続けてマイティの行方がまったくつかめない理由について「溝か何かにはまって抜けられなくなっている」もしくは、「誰かに発見されて、新しい飼い主のもとで暮らしている」と予想した。
今から約3年前にブルーム家の一員になったマイティ。オーランドは、マイティを飼い始めたのと同じ年の2017年に出演した英BBC Radio1の番組で、マイティを飼い始めた経緯について、息子のフリン君に小さい犬が欲しいとせがまれて探していたところ“運命的な出会いを果たした”と言っていたが、正確には婚約者でシンガーのケイティ・ペリーから贈られた犬だったようで「彼はとても小さな犬で、ケイティからのギフトだったんだ」と、Santa Barbara News Pressのインタビューで明かした。
ちなみに、オーランドによるとマイティには持病があり、そろそろ薬を飲む必要があるという。
海外にも一緒に連れて行ったり、ファッションショーに同伴したり、たいそう可愛がっていただけに、マイティが失踪して以降、ずっと眠れぬ夜を過ごしているというオーランド。数日前に更新したインスタグラムでは、「これまでの私の人生で、今以上にボロボロになったことはないと思います。この数日間、私の小さな相棒がどこかで迷子になり、怯えていると思うと夜も眠れません。彼を守るために何もできないなんて、まるで悪夢が現実になったような気分です。自分のことを無力だと感じます…。恐らく愛する者を失ったことがある、もしくは(コロナ禍で)愛する者と会うことができないという方々の多くが、私と同じような感情を抱いていると思います」と、憔悴しきっている様子だった。(フロントロウ編集部)