マスクをしたままでも飲み物を飲む方法を撮影したTikTok動画が話題。(フロントロウ編集部)

したまま飲み物が飲めるマスク

 新型コロナウイルスの影響が深刻になるなか、感染拡大を防ぐために多くの人々がマスクを着用している。しかし季節は冬から夏になり、マスクをしていると暑く、水分補給がさらに大事になっている。そんななか、オーストラリアで7人の子供を育てるエミリーがTikTokに公開した動画が話題になっている。

 動画の始めでは向こう側を向いていたエミリーが振り返ると…、その顔には、赤ちゃん用ウェットティッシュのパッケージらしきもので作ったマスクが! そのフタを開け閉めすることで、マスクをしたまま飲み物が飲める。

 もちろんこのまま本物のマスクとして使うにはなかなか勇気がいるけれど、マスクをしたまま飲み物を飲みたいと感じている人は多いようで、「最高のアイディア!」といったような、エミリーのジョークを楽しむポジティブなコメントが多く寄せられた。

マスクの不便に対処したマスク

 マスクをすることで発生する問題は、意外とあるもの。例えば耳が聞こえない人々のコミュニケーションでは、手話のほかに相手の口や唇の動きを読み取る「読唇術」もあり、また、相手の表情を見ることも重要になってくるため、マスクを着用しているとコミュニケーションを取りづらい。

 そこで、イースタン・ケンタッキー大学で聴覚障害者教育を学んでいるアシュリー・ローレンスは、マスクの口元部分にプラスチック素材を使用したマスクを制作。彼女の活動は大きな反響を呼び、アメリカの各州に住む人々から注文が届いているという。

 また、顔が隠れてしまうことで、スマホの顔認証が使えなくなるということも。顔認証では、目、鼻、口が認証されるうえで重要なパーツとされており、マスクをしていると多くの場合認証されない。そこでダニエル・バスキン氏は、購入者の顔をプリントしたN95マスクを制作・販売することに。販売はまだスタートしておらず、現在はウェイティングリストを設けている。(フロントロウ編集部)

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