4人の候補者のなかに“エレンの親友”も!?
アメリカで2003年から約17年間にわたって放送されている人気トーク番組『エレンの部屋』の司会者で、数多くのAリストセレブとプライベートでも交流があるエレン・デジェネレスの“後継者”として、新たに4人の名前が浮上していることがわかった。
元スタッフと現スタッフから番組プロデューサー陣によるセクハラやパワハラ、差別発言といった悪質な職場いじめ、さらには給料の未払いなど劣悪な労働環境を告発する声が相次いでいることがきっかけで、現在、番組存続の危機に瀕していると言われる『エレンの部屋』。
つい先日、早くもエレンの後釜に、俳優として映画『キャッツ』や『オーシャンズ8』といった話題作に出演する傍ら、深夜帯に放送されている人気トーク番組『The Late Late Show(原題)』の司会者も務める人気コメディアンのジェームズ・コーデンの名前が挙がっていることをフロントロウでお伝えしたが、ある関係者が英Daily Mailの取材を通じて、このウワサについて『The Late Late Show』と『エレンの部屋』の放送局が違うことやジェームズの多忙なスケジュールを理由に否定。
代わりといってはなんだが、同メディアは新たな候補者としてドラマ『ふたりは友達? ウィル&グレイス』のジャック役で知られる俳優兼コメディアンのショーン・ヘイズ、ドラマ『ゴシップガール』のナレーション(ゴシップガールの声)や映画『アナと雪の女王』でアナの声優を務めた俳優のクリスティン・ベル、リブート版『ゴースト・バスターズ』など数々のヒット映画に出演する俳優のメリッサ・マッカーシー、そしてエレンの友人でもある名作ドラマ『フレンズ』の俳優ジェニファー・アニストンの名前を挙げた。
番組側は打ち切り説を否定
騒動を受けてエレンは番組スタッフに手紙を送り、そこで「『エレンの部屋』を幸せな場所にすると約束したのに、それを果たせなかったことを本当に申し訳なく思っています。(中略)番組名に自分の名前を掲げているかぎり、私はこの番組で起きたすべてのことに責任を取るつもりです」(※内容の一部)と謝罪したことが伝えられているが、今回の件は自分に対する“裏切り”だと感じ、憤慨しているという話も。
一部でエレンがすっかりやる気を無くし、番組を辞めることを希望していると話す関係者もおり、『エレンの部屋』の打ち切りが現実味を帯びるなか、番組のスタッフを集めて行なった緊急ミーティングで、プロデューサーが打ち切りのウワサを否定したことを米Us Weeklyが報じている。
関係者が語った話によると、その場にエレンはいなかったようだが、プロデューサーは一連の騒動について「真実もあれば、そうじゃないものもある」としたうえで、「エレンはまだ諦めていない。番組は続く。彼女は多くの人に喜びをもたらす存在で、番組が終わることで悲しむ人がたくさんいる」などと話したという。(フロントロウ編集部)