ベラ・ハディッドが警察に中指を立てる
世界中で新型コロナウイルスのパンデミックが起きてからというもの、いつも仕事で世界中を飛びまわっている人気モデルのベラ・ハディッドも、母親であるヨランダ・ハディッドが所有するアメリカ・ペンシルバニア州の牧場で姉のジジ・ハディッドらと隔離生活を送ってきた
新型コロナウイルスの影響でファッションイベントなどがなくなるも、自宅で雑誌の取材を受け、遠隔フォトシュートにチャレンジするなど、トップモデルということもあり仕事がなくなることはなかったベラ。
ここ数ヵ月は、家族とペンシルバニアの自宅で過ごしていたベラだったけれど、ニューヨークに戻ってきたところがキャッチされた。
そしてニューヨークに滞在中、ベラが夜に外出した時の写真を自身のインスタグラムのストーリーズにアップ。そこには、警察に向かって中指を立てているベラの姿が。
中指を立てるということは、相手への侮辱的、攻撃的行為として捉えられ、テレビでもモザイクがかかるほど。手の動きで写真では中指を立てているところがブレてはいるけれど、ベラは後ろの警察に向かって中指を立てた。なぜ、ベラがこのような行動を取ったかというと、警察が十分な社会的距離をとらず集まっていたうえ、マスクをしていなかったから。
新型コロナウイルスが蔓延して以降、感染症対策としてマスクの着用が推奨されており、影響力のあるセレブたちはSNSを通してマスクを着用するように促してきた。さらに海外でも約2メートル離れることを推奨されているのにもかかわらず、ベラの後ろにいる警官たちは十分な社会的距離を取っていなかった。
そのためベラは中指を立てた写真に「ヘイ、NYPD(ニューヨーク市警察の略)マスクはあなたたちだけではなく、みんなの安全を守るためのもの」とキャプションをつけており、ニューヨーク市警察のアカウントもタグづけして投稿。また、別の投稿では先ほどの警官とは違うマスクをつけていない警察をバックに写して「マスクをつけなさい」と、マスクの着用を促した。
今回、マスクの着用をしていない警官たちをひそかにディスったベラ。新型コロナウイルスの感染症対策の一環としてマスクの着用が推奨されているけれど、日本では連日猛暑が続いており、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、少なくとも2m以上屋外で人との距離が確保できる場合には、マスクを外すようにしようと厚生労働省が呼びかけている。
(フロントロウ編集部)