セレーナ・ゴメスが久々にテレビドラマにカムバック!
ここのところ、シンガーとしての活躍が目立っていたセレーナ・ゴメスが俳優として久々にテレビドラマに出演することが分かった。
セレーナの出演が発表されたのは、オンライン動画配信サービスのHuluで配信されるコメディドラマシリーズ『Only Murders In The Building(オンリー・マ―ダ―ズ・イン・ザ・ビルディング(原題)』。
同作は、人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』出身で映画『花嫁のパパ』や映画『ピンク・パンサー』などで知られるコメディ界の重鎮スティーヴ・マーティンと、彼の友人で『花嫁のパパ』の共演者でもある、同じくコメディ俳優のマーティン・ショートが再タッグを組む犯罪コメディ。
セレーナの同作への出演決定の第一報を伝えた米Varietyによると、『Only Murders In The Building』は、実際に起きた事件に夢中になっていた3人の他人が、ひょんなことから、その事件に巻き込まれてしまうというあらすじ。
セレーナは、スティーヴとマーティンとともに事件に巻き込まれていく3人目のメインキャストを演じるほか、スティーヴらとともに同作のエグゼクティブ・プロデューサーにも名を連ねるという。
セレーナがテレビドラマシリーズにレギュラー出演するのは、ブレイク作となったディズニー・チャンネルのドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』の米放送が2012年に終了して以来、じつに約8年ぶりのこと。
近年では、2019年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映されたジム・ジャームッシュ監督によるゾンビコメディ映画『デッド・ドント・ダイ』や、ウッディ・アレン監督によるロマコメ映画『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』に出演したほか、ロバート・ダウニー・Jr.主演のファンタジー冒険映画『ドクター・ドリトル』ではキリンのベッツィの声を担当するなど、幅広い映画に携わりながら役者としてのスキルを磨いてきたセレーナ。
満を持してのテレビドラマ復帰作となる『Only Murders In The Building』では、どんな演技を見せてくれるのか、期待が高まる。
あの「お忍び旅行」は役作りのためだった?
『Only Murders In Th Building』は実録犯罪マニアたちが主役の作品となるが、セレーナは、新型コロナウイルスの世界的感染拡大が深刻化する直前の2020年2月、米シカゴで開催された「クライムコン(Crime Con)」と呼ばれる犯罪マニアたちが集うイベントにお忍び参加していた。
母のマンディ・ティーフェイとシカゴへ飛んだセレーナは、クライムコンで、実録犯罪マニアたちが集まって警察が手を焼いている未解決事件の解決に取り組んだり、事件被害者の遺族が登壇してスピーチを行なったり、冤罪や死刑制度に関するパネルディスカッションが行われたりする同イベントを完全プライベートで訪れ、約38年前に失踪し、その後、遺体で発見された当時17歳の事件について集団で推理する「クラウドソルブ」と呼ばれる催しに参加していた。
当時は、ただ単に、セレーナとマンディが母娘そろって犯罪モノが好きなだけかと思われていたけれど、今考えると、あれは『Only Murders In Th Building』の役作りのための下見を兼ねていたのかも?
同作の配信開始日や制作開始日は現時点ではアナウンスされていないけれど、今後の続報に注目! (フロントロウ編集部)