ドナルド・トランプ大統領が妻のメラニア夫人から「手つなぎ」を拒否される動画がSNS上で拡散されるなか、シンガーのリアーナもこれに反応した。(フロントロウ編集部)

リアーナがメラニア夫人の「手つなぎ拒否」動画に反応

 アメリカのドナルド・トランプ大統領が大統領専用機エアフォースワンからの降機中に妻メラニア夫人の手を握ろうとしたものの、あからさまに拒否される様子が米メディアのカメラに収められ、ネット上で拡散された。


リアーナもトランプ夫妻「イジり」に参加

 手つなぎを拒否された後、トランプ大統領がメラニア夫人の手を指先でつねろうとしているようにも見える、この夫婦間の気まずいやり取りは、SNS上で恰好のネタに。

 「メラニア夫人は(11月の大統領選で対立候補の)バイデン氏に投票するだろうね」、「メラニア夫人、これはあからさまなボディーランゲージだね」などと、ジョークが飛び交っているが、シンガーのリアーナも、インスタグラムを通じてこの件をネタにした。

画像: リアーナもトランプ夫妻「イジり」に参加

 リアーナは、「私は1人でもやっていける人間、ずっとそうだった」「私が半端ない女だって、誰も教えてくれなかったの?」といった歌詞が並ぶ、2016年にリリースしたアルバム『アンチ(Anti)』の収録曲「ニーデッド・ミー(Needed Me)」を夫妻の動画のBGMに当て込んで投稿。

 “男性に屈しない強かな女性像”を歌った自身の楽曲を使い、さらに、「メラニア夫人は芸術が好きだもんね」と肩をすくめる絵文字を添えて、メラニア夫人はトランプ大統領にウンザリしているようだと示唆した。

 反トランプ派であることを公言し、2018年の米中間選挙の際には、トランプ陣営が許可なく自身のヒット曲「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」を政治集会で使用していたことに憤り、使用停止を申し入れたこともあるリアーナ。

 米現地時間の8月17日にアップされた、メラニア夫人による手つなぎ拒否をイジる投稿には、「#78Days」と11月3日に行なわれる米大統領選挙までの日数が“残り78日”となったことを示すハッシュタグが添えられており、フォロワーたちにさりげなく大統領選への参加を呼びかけていた。


「手つなぎ拒否」は過去に何度も

 トランプ大統領がメラニア夫人から手つなぎを拒否されるのは今回が初めてではない。

 2017年5月、イタリアでもトランプ大統領が差し出した手をメラニア夫人がさっと交わしたり、最近では、2020年1月にそろって出席したカレッジ・フットボール決勝戦でもトランプ大統領が夫人につないでいた手を振りほどかれるという場面も目撃された。

 ちなみに、今回に関しては、飛行機のタラップを降りた後、地上では、メラニア夫人がトランプ大統領の手つなぎに応じていたという目撃談もあり、一部では、メラニア夫人が降機中は強風でスカートがめくれ上がりそうになるのを制止しようとしていたため、トランプ大統領の手つなぎには応じられなかったのではないかという見方もある。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.