キアヌ・リーブスが、あの人気マーベルキャラクターを演じたかったと明かしてファンが大熱狂している。(フロントロウ編集部)

キアヌ・リーブスが演じたかったのは…

 ハリウッドきっての“良い人”として知られる俳優のキアヌ・リーブスは、俳優としてのキャリアが30年を超えた現在でも人気は衰えず、2019年にはキアヌ・フィーバーを引き起こしたほど。これまでに、『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズなど、多くのフランチャイズに主演してきたかたわら、『マイ・プライベート・アイダホ』や『死にたいほどの夜』など、インディペンデント系映画にも出演してきており、幅広い顔を持つ。

画像: キアヌ・リーブスが演じたかったのは…

 そんなキアヌといえば、長年、MCU映画への出演を熱望されてきたことでも有名。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、「彼にはほぼすべての映画で話を持ち掛けている」と明かしており、制作陣の間でもキアヌのMCU入りは真剣に考えられてきた。

 そんななか、キアヌがマーベルファンを大喜びさせる発言をして、大きな話題となっている。米ラジオSiriusXMに、映画『ビルとテッド』シリーズの共演者であるアレックス・ウィンターとともに登場したキアヌは、これまでに演じたかった役柄はあるかと聞かれた際に、こんな回答を…。

 「僕はいつも、ウルヴァリンを演じたかったんだ」


キアヌ×ウルヴァリンは長年熱望されている

 マーベルキャラクターのウルヴァリンといえば、長年にわたり、ヒュー・ジャックマンが演じてきたヒーロー。そんなウルヴァリンをキアヌが演じたかったということだけでも嬉しいニュースなのだけれど、マーベルファンからすると、このキャラクターのチョイスはさらに胸アツな背景がある。

 ヒューは、2017年に公開された映画『LOGAN/ローガン』をもって同役からの卒業を発表しており、次に誰がウルヴァリンを演じるのかには注目が集まっている。新キャストは若い俳優になると見られており、ヒューよりも年上のキアヌが選ばれる可能性は低いのだけれど、フリーランスのイラストレーターとしてマーベル・エンターテイメントとも仕事をするアレクサンダー・ロサノが、キアヌ版ウルヴァリンのスケッチを公開したり、ファンの間でも多くのファンアートが生まれたりと、キアヌにウルヴァリンを演じてほしいという声は多い。

 アレクサンダー・ロサノによるスケッチ。

 そんなファンの声を知ってか知らずか、キアヌの発言を聞いたアレックスは、こんな発言も。

 「それは遅くないよ!キアヌがウルヴァリンを演じるのは遅くない、ここでそう明確に言っておくよ」

 さすがに、それを聞いたキアヌは、「もう遅いよ。今はもう(演じたい気持ちとは折り合いをつけて)大丈夫」と返していたけれど、司会者のアンディ・コーエンに「本当に演じたかったの?」と聞かれると、「(コミック原作者の)フランク・ミラーのウルヴァリンね。もちろんだよ」と、熱量たっぷりに話した。

 マーベル・スタジオのファイギ社長は、「彼がいつ/もし、MCUの仲間入りしてくれるのかもわからない。だけど僕たちはどうにか最適な方法を見つけて実現させたいと思っている」と語っていたこともある。キアヌのMCU入りは近いかも?(フロントロウ編集部)

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