妊娠が音楽活動に与えた影響を語る
現在、婚約者である俳優のオーランド・ブルームとの間に第1子となる子供を妊娠中のケイティ・ペリー。出産は間もなくと見られているなかで、今週8月28日には通算6作目となるニューアルバム『スマイル』のリリースが控えている。
ケイティは来たる新作『スマイル』の日本盤と一部海外デラックス盤にボーナストラックとして収録される、今年3月に公開したシングル「ネヴァー・ウォーン・ホワイト(Never Worn White)」のMVで妊娠をサプライズ発表しており、『スマイル』は妊娠が判明した後に制作されたか、同作の制作中に妊娠が判明したと見られる。
少なくとも、妊娠はケイティの音楽観に間違いなく影響を与えることになったようで、アルバムのリリースに先駆けて行なわれたオフィシャルインタビューの中で、「新しい生命が宿ったことで、音楽に対する意識が変わったり、書きたい曲、歌いたい曲が変わったりなど、何か変化はありましたか」という質問にケイティは次のように回答した。
「妊娠は、間違いなく人を成熟させるし、 急成長しなくてはという覚悟を持たせてくれると思う。 でも、多分その急成長はまだこれからね。 つまり、この一山を越えた後は、またものすごくインスピレーションが湧いてくる気がする。 私は常々、『愛犬以上に愛せる存在なんて、いないと思う』と言っていたのね。 というのも、愛しくてたまらなかったから! でもこれからきっと、すごくびっくりすることが待っているんだと思う。 人生の見方がこれまでとはまったく違ってくると思うし、その心構えはできている。 完璧なタイミングだよね。 よりにもよってパンデミックの真っ只中だとはいえ、絶妙なタイミング! 」
新作は個人的な色合いが濃いアルバム
以前、2017年に前作『ウィットネス』をリリースした際にセールスが伸び悩んでしまったことや、2017年にオーランドと一度破局したことなどをきっかけに、メンタルヘルス面で不調を抱えた時期があったと告白したケイティ。『スマイル』は、そんなケイティの浮き沈みも反映されたアルバムになっているようで、同作について「個人的な色合いが濃いアルバム」になっているとした上で、オフィシャルインタビューで次のように語っている。
「これまでのアルバムはどれも個人的だと言えるけど、 そういった面に触れることを私は恐れてはいないの。 なぜなら当たり前のこととして、 自分が経験した感情のジェットコースターや絶望感について話せたらいいと思うし、 落ち込んだり不安になったり、何か精神的な問題に直面している人たちに、 自分だけじゃないんだと感じてもらえたら、 解決策についても話をすることができるから。 自分が何を抱えているのか話してみなければ、解決法も分からないでしょ」
妊娠による身体的/心情的な変化を含む、ケイティがここ最近に経験した様々な体験が反映された新作『スマイル』は、いよいよ今週8月28日にリリースされる。(フロントロウ編集部)