俳優のミーガン・フォックスが、ヒロインを演じた大ヒットシリーズ映画『トランスフォーマー』を降板するきっかけとなった“問題発言”について改めて語った。(フロントロウ編集部)

ミーガン・フォックスが黒歴史を振り返る

 シリーズの記念すべき第1作目である映画『トランスフォーマー』とその続編『トランスフォーマー/リベンジ』でヒロインのミカエラを演じた俳優のミーガン・フォックスが、同シリーズを降板する原因となった“問題発言”について米Refinery 29のインタビューで振り返った。

 ご存じの方も多いと思うが、『トランスフォーマー』シリーズのヒロインとしてファンから絶大な人気を誇っていたミーガンだが、マイケル・ベイ監督について「彼は悪名高き変人だって人に思われたいの。ヒトラーみたいになりたいと思っているし、実際にそうよ」「社会的スキルが一切ない」「彼と一緒に仕事をするのは悪夢のよう」などと発言したことがきっかけで、ヒロインの座から引きずり下ろされてしまった

画像: ミーガン・フォックスが黒歴史を振り返る

 この“問題発言”について、MeToo運動が盛んな今だったら自身を取り巻く状況は違ったと思うかと聞かれたミーガンは、「もうちょっと受け入れてもらえたかもしれない」としつつも、どのような言い方をしていたとしても発言の内容を考えると「軽薄すぎたと思う」と冷静に分析。

 続けて、「あの発言をしたのが今だったとしても、私は悪者扱いされていたと思う。『みんな聞いて!私はそのせいで怪我をした』なんて言い方はしていなかった。私は撮影現場でどんなことが起きていたのかを伝えただけで、そのあとにちゃんと彼(ベイ監督)は現場の外ではとてもチャーミングな人だったってフォローもした。けれど、それはそれでみんなから“なんで自分を虐待した人をかばうんだ”と責め立てられる」と言うと、先ほどの質問の答えは「イエス」だが、「可能なら違う方法であの話を伝えていたと思う。でも、みんなつねに誰かを批判する理由を探してるから、(何をやっても)大勢の人を怒らせていただろうけどね」と語った。

 ちなみに、ミーガンは過去に英Cosmopolitanのインタビューで、「あの時はキャリアのどん底だった。“あの事”がなかったら、謝ることを学べなかった。当時23歳だった私はひとりよがりで、全体の利益なんて考えてなかった」と、自身の失言によって大役を逃したことで、自己中心的な考えを改めて謝ることを学んだと反省の言葉を口にしている。(フロントロウ編集部)

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