Photo:ゲッティイメージズ、スプラッシュ/アフロ
ライム病を抱えていることを公表しているベラ・ハディッドが、その症状について明かした。(フロントロウ編集部)

ベラ・ハディッドのライム病の症状

 ライム病を患っていることを公表しているモデルのベラ・ハディッドが、その症状について語った。ライム病は、マダニによって媒介される感染症で、とくに欧米で全身性の慢性疾患として有名になっているもの。現在でも、欧米では年間数万人のライム病患者が発生しているうえ、気候変動の影響で発症者数が増えているという説もある。

 ベラ以外にも、ベラの母であるヨランダ・ハディッドと弟のアンワー・ハディッド、シンガーのジャスティン・ビーバーやアヴリル・ラヴィーン、俳優のベン・スティラーなど、多くのセレブがライム病を患っていることを明かしている。

画像: ベラ・ハディッドのライム病の症状

 診断がつきにくいことから“Invisible Disease(見えない病)”と言われているライム病については、多くのセレブがその経験を語っており、レシピ本が大ヒットしたシェフのジョウディ・カラは、その症状をリスト化したイラストをインスタグラムでシェア。するとベラは、「真実。見えない病…。ジョウディ・カラ、愛してる」とコメントし、その中で自身の症状に当てはまるものをチェックして公開した。ベラが明かしたその症状は以下の通り。

・頭痛
・頭がぼーっとする
・不眠
・倦怠感
・光と音に敏感になる
・不安
・気分にムラがある
・混乱状態
・心拍が不規則
・呼吸をしづらい
・運動がしづらい
・体重の増減
・摂食障がい
・吐き気
・甲状腺の機能障がい
・身体の炎症
・カンジダ症
・体温の変化
・汗
・関節の痛み
・関節の腫れ
・関節炎
・筋肉の痛み
・筋肉のけいれん
・筋肉の衰弱
・ぴりつき
・しびれ
・歩行困難

画像1: ⓒBella Hadid/Instagram

ⓒBella Hadid/Instagram

画像2: ⓒBella Hadid/Instagram

ⓒBella Hadid/Instagram

 28もの症状にチェックをつけたベラは、さらに続けて、「毎日、少なくともこのうちの10個はある。多分14歳頃からだったけど、18歳の頃にさらにひどくなった」と明かした。

ライム病で夢を諦めたベラ

 10代のころからライム病を患い、その事実を公表してきたベラは、2016年にはGlobal Lyme Alliance gala(グローバル・ライム・アライアンス・ガラ)に母ヨランダとともに出席し、スピーチをしている。その中で、ライム病によって人生の目標であった乗馬騎手としての夢も諦めることになったと話したベラは、その苦しみについてこう述べている。

「人生は、いつでも外側に見えているようなものであるわけではない。旅の途中で最も辛いのは、自分がどう感じているかの代わりに、自分がどう見えているかで判断されることです」

(フロントロウ編集部)

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