大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』がシーズン11をもって終了することをうけて、ダリル役のノーマン・リーダスとキャロル役のメリッサ・マクブライドがコメントを発表。(フロントロウ編集部)

ダリル役のノーマン・リーダスがスピンオフに期待を寄せる

 “ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこる荒廃した世界を生存者たちが生き抜く姿を描き、社会現象を巻き起こしたドラマ『ウォーキング・デッド』が、シーズン11をもって終了することが発表された。最終章となるシーズン11は、計24話から成り、2021年後半から2022年にかけて放送されるという。

 これをうけて、ダリル役のノーマン・リーダスが米INSIDERを通じて声明を発表。ノーマンは声明文で「『ウォーキング・デッド』の一員になれたことを本当に光栄に思う。この番組は僕の人生とキャリアを変えた。この10年間で番組に関わったすべての人たちが、僕にとって家族のような存在になった」と言うと、続けて「(『ウォーキング・デッド』の放送局である)AMCの愛とサポート、そして彼らが僕たちにはまだ伝えるべき物語がたくさんあって、それを世界最高のファンに届ける義務があるということを、ちゃんと理解してくれていることに感謝する」とコメント。

画像: ダリル役のノーマン・リーダスがスピンオフに期待を寄せる

 さらに、「ダリルとキャロルの組み合わせは僕のお気に入りでもある。(すまないね、リック)この2人が色々な意味でお互いに良い影響を与え、心が通じ合ってるってところがたまらなく好きなんだ。だから、2人の物語がこの先どんな風に展開していくのか楽しみでならない」と、制作が進行中と言われるダリルとキャロルが主役のスピンオフ作品についても言及した。

 また、ほんの数時間前に自身のインスタグラムを更新したノーマンは、ひと足先に『ウォーキング・デッド』を卒業したアンドリュー・リンカーン演じるリックと、自身が演じるダリルが手をつないでいる後ろ姿の写真に「ハートの絵文字」を添えてアップし、『ウォーキング・デッド』に対する“深い愛情”を表現した。

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キャロル役のメリッサ・マクブライドも“前向きコメント”

 ちなみに、先ほど話に挙がったダリルとキャロルが主人公のスピンオフ作品は、タイトル未定で、あらすじなどは公表されていないが、『ウォーキング・デッド』シリーズで指揮を執ってきたアンジェラ・カンとスコット・M・ギンプルがプロデュースを手がけることが決まっており、2023年の放送開始を予定している。

画像: キャロル役のメリッサ・マクブライドも“前向きコメント”

 2020年で放送開始から10周年を迎えた『ウォーキング・デッド』がその長い歴史に幕を下ろすことは、ファンにとっては悲しいかぎり。けれど、ダリル役のノーマンとキャロル役のメリッサ・マクブライドにとってはまだ終わりではないことから、ノーマン同様、メリッサもINSIDERを通じて、「ダリルとキャロルには長い歴史があって、生き延びるための戦いはそれよりさらに長いものだった。2人のあいだには明白な絆と愛情があるけど、ミステリアスな要素も多く残されてる。それについて私もとても興味がある」と、スピンオフに前向きなコメントを残している。(フロントロウ編集部)

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