リトル・ミックス、ジェシーが生配信中に「パニック発作」に
ボーイズグループ、ワン・ダイレクションの妹分的存在として、英オーディション番組『Xファクター』から誕生したリトル・ミックスは、ペリー・エドワーズ、ジェイド・サールウォール、ジェシー・ネルソン、リー・アン・ピノックから成る4人組ガールズグループ。
メンバー全員が抜群の歌唱力を誇る超実力派の彼女たちは、アーティストたちが生歌を披露する英BBC Radioの人気音楽番組『Radio One Live Lounge』に出演。オンラインでライブ配信された7月にリリースした楽曲「ホリデイ(Holiday)」と、ワン・ダイレクションのメンバーであるハリー・スタイルズの「フォーリング(Falling)」のカバーを披露し、美しいハーモニーを響かせたのだが、2つの楽曲の合間に、ジェシーの身に異変が起きた。
「ホリデイ」を歌い終えたジェシーは、突然小刻みに震え出し、涙を浮かべて不安を露わに。メンバーたちが次々に彼女を励まそうと声をかけ、歩み寄ったが、ジェシーは、ステージを降り、しばらく小休憩をとった。
WE LOVE YOU JESY!
— jackson of arc ☾▽ (@MixersPowers) September 15, 2020
you’re so strong✨@LittleMix pic.twitter.com/esHvitM0Q5
「真相」をジェシーが明かす
配信を視聴していたファンたちが、心配を募らせるなか、しばらくしてステージに戻ってきたジェシーは、メンバーたちとともに「フォーリング」のカバーを歌い上げ、事なきを得たのだが、番組終了後、ジェシーはインスタグラムでリハーサルの模様を収めた動画を公開。
じつは、ステージ上で突然パニック発作に襲われたことを告白し、本番では、自身が歌うはずのパートをメンバーのペリーが急遽代理で歌ってくれたことを明かした。
ジェシーのコメントにはこう綴られている。
「今日は神経過敏に支配されてしまった。『BBC Live Lounge』で、この曲を歌う直前にパニック発作に襲われたの。ペリーがプロ根性を発揮して、急遽、私のパートを歌ってくれた。見事に歌い上げてくれた。リハーサルでは、もともとこういうパフォーマンスになる予定だったんだよ」
以前から、うつや不安障害など、メンタルヘルスの問題を抱えていることを公表しており、『Xファクター』時代からグループ結成当初には、ひどいネットいじめの標的にされたことが原因で、自殺を考えたこともある事を告白しているジェシー。
これまでにも、心の問題について素直に話してきたジェシーが、番組本番中に精神のバランスを崩してしまったことについて心配していたファンたちからは、励ましの言葉が押し寄せるとともに、パニック発作に陥ったジェシーの周囲にすぐさま集まり、なんとか彼女をサポートしようとていたペリー、ジェイド、リー・アンの姿にも称賛の声があがっている。(フロントロウ編集部)