“夢の国”として世界中の人たちから愛されるディズニーランドでルールを破るとどうなる?その結果がこちらです。(フロントロウ編集部)

ディズニーランドから“追い出される瞬間”をカメラがとらえた

 今年3月、アメリカのフロリダ州オーランドにある世界最大規模のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)は、未知のウイルスである新型コロナウイルスのパンデミックによって臨時休園に追い込まれ、約4ヵ月間にわたって“夢の国”への扉を閉ざすこととなった。

 そして今年7月、入園前の体温チェックに加え、園内でのマスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を義務づけるなど、徹底した感染予防策のもと再オープンした。

 アメリカ国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は依然として増加傾向にあるものの、ゲストひとりひとりの心がけによって、再オープン以来、それほど大きなトラブルもなく営業を続けるディズニーワールドだが、残念なことになかにはルールを無視した行動を取る人も。

画像: ディズニーランドから“追い出される瞬間”をカメラがとらえた

 ディズニーワールドでは、今年7月に営業を再開してから“マスク着用ルール”を破ったことが原因ですでに3名の逮捕者が出ているが、つい最近も、人気エリアのひとつであるハリウッド・スタジオでマスクの着用を拒否した男性客が、パークから追い出されるという出来事があった。

 この男性は、キャストや駆けつけた警備員からマスクを着用するよう促されるも頑なに拒否。周りにいた人たちの同情を集めようと、ディズニー/ピクサー映画『バグズ・ライフ』に出てくるホッパーの「君たちは1匹のアリが立ち上がることを許した。みんながそのあとに続くかもしれない。ちっぽけなアリでも数はこっちの100倍。連中がそのことに気づいたら俺たちは終わりだ」というセリフを用いて呼びかけるも、賛同する人は現れず、自分のほうにどんどん迫ってくる警備員たちに後ずさりするしかなかった。

 おまけに、ただ追い出されただけでなく、その場に居合わせたほかのゲストに動画を撮影され、大人げない姿を全世界に拡散されるはめに。ちなみに、その時撮影された動画がコチラ。

 すべてのゲストに夢のような時間を過ごしてもらうために、「(ハロウィンシーズンを除いて)コスプレをしてはいけない」「暴力をふるってはいけない」など、様々なルールがあることで知られるディズニーランド及びディズニーワールド。ルールを守って遊べば何も問題はないが、ディズニーはこれまでに園内への持ち込みが禁止されている品を持ち込んだ女性客や、従業員に暴力をふるって危険行為に及んだ女性客を“永久追放”するなど、ルールを破る客にはとことん厳しい姿勢を取ってきた。

 米Cinema Blendは、コロナ禍において最も重要なルールであるマスク着用義務を無視したこの男性客も、しばらくのあいだディズニーワールドの敷地内に足を踏み入れることができないだろうと予想している。(フロントロウ編集部)

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