デイヴ・バウティスタがドウェイン・ジョンソンに宣戦布告!?
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アベンジャーズ』シリーズでドラックスを演じる俳優のデイヴ・バウティスタが、米Forbesが毎年発表している「世界で最も稼ぐ俳優ランキング」で、2019年に続き2020年も堂々の1位に輝いた俳優のドウェイン・ジョンソンの「演技」に強烈なダメ出しをして話題になっている。
ザ・ロックの愛称でおなじみのドウェインとバティスタのリングネームで知られるデイヴは、ともに元プロレスラーで、年齢も近く、容姿もどことなく似ていることから比較されることも多い。俳優として活動を始めた時期もかぶっていることから、やはりデイヴはドウェインのことをかなり意識しているようで、米Tampa Bay Timesのインタビューでドウェインと現役時代のライバルで俳優としても活動するジョン・シナについて聞かれたデイヴは、「あの2人は映画スターになった元レスラー。でも俺はそれとは違う。俺はレスラーだった。そして今、俳優をやってる」と、あくまで両氏とは立ち位置が違うことを強調。
続けて、「ロックはある意味、映画スターになる前からスターだった。彼には特別な何かがある。俺にそれを奪うことはできない」とドウェインがスターの資質を持っていると認めたうえで、彼が映画『ワイルド・スピード』シリーズなどの代表作で見せる“演技”については「俺があいつを良い役者だと思うかって?ファック、ノー」とボロクソだった。
その理由について、デイヴは「俺はただ良い役が欲しい。『ワイルド・スピード』や『バンブルビー』なんてどうでもいい。それは俺が望むスターダムじゃない」と説明。自身が出演する近日公開予定の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』を引き合いに出し、「『デューン』みたいな映画に出たいんだ。俺はドゥニ・ヴィルヌーヴのような監督と一緒に仕事がしたい。サム・メンデスやジョディ・フォスター、アカデミー賞を受賞した人たちと働きたいんだ。俺は自分が性格俳優であることを誇りに思ってる。それに対する尊敬と信頼が欲しい」と俳優業にかける思いを語った。(フロントロウ編集部)