ファン待望のノーラン監督最新作『TENET テネット』
映画『ダークナイト トリロジー』や『インセプション』で知られるクリストファー・ノーラン監督の新作映画『TENET テネット』が2020年9月18日に日本公開となった。
本作の主役は、名もなき男。テロ事件の対応にあたっていた特殊部隊に参加していた男は、仲間を守るために捕まり、昏睡状態に陥る。その後目覚めると、ある男からミッションを命じられた。そのミッションとは、「時間から脱出し、未来の第三次世界大戦を防ぐ」というもの。『TENET テネット』とは、そのミッション名。
主演を務めるのは、映画『ブラック・クランズマン』のジョン・デヴィッド・ワシントン。その他、ロバート・パティンソン、ケネス・ブラナー、マイケル・ケインなどが参加している。
ジェームズ・コーデンの『レイト・レイト・ショー』に出演したジョンは、撮影中のエピソードを明かした。
食事制限のなか大量にゲットしたもの
『TENET テネット』の撮影中、厳格な食事制限を受けていたというジョンはあるとき、おやつが欲しくなってしまったという。「だから、エストニアでパプリカ風味のプリングルスを見かけたとき、地域限定商品だったということもあって、これは買わねばということで購入した。リュックに詰め込んで、滞在先のホテルのエレベーターに乗ったらクリストファー・ノーラン監督が僕を見つけて、バッグの中にプリングルスが詰め込まれてるのに気づいたんだ。すごく恥ずかしくて、彼はずっと笑ってた。そしてその後の撮影中、ずっとそのことをネタにされたね」と明かした。
そうでなくてもジョンは『TENET テネット』の制作中に厳格なダイエットと運動の決まりを破っていたそうだけれど、最終的にノーラン監督はジョンのプリングルスを没収しなかったという。彼はノーラン監督に「パプリカ味のようなプリングルスはなかなかないですよ」といったところ、ノーラン監督はそれに同意したという。
©️WARNER BROS PICTURES / GORDON, MELINDA SUE
ノーラン監督といえば、アン・ハサウェイの発言で、厳しい人物だと思われがちだけれど、実はユーモアのある人物なのかもしれない。
そんなお茶目なエピソードを持つジョンが主演の『TENET テネット』は、2020年9月18日より日本全国ロードショー。（フロントロウ編集部）
