遠赤外線サウナに多くのセレブが夢中
ここ数年、日本では空前のサウナブームが到来。これまでのサウナのイメージとは違うオシャレなサウナ施設が多く登場したり、さまざまなサウナを体験できるイベントが開催されたりと注目を集めている。そんななか、海外のセレブたちは最近、あるタイプのサウナにハマっているという。それは、赤外線ランプを使って体を温める「遠赤外線サウナ」。
美容&健康オタクとして知られる俳優のグウィネス・パルトロウは、美容ルーティンについてのインタビューで「毎日必ず遠赤外線サウナに入って汗をかくのが欠かせない」と米Wmagazineにコメント。ほかにもレディー・ガガやセレーナ・ゴメス、テイラー・スウィフト、キム・カーダシアンなど数多くのセレブが遠赤外線サウナを取り入れている。
遠赤外線サウナは日本でも多くのサウナ施設で導入されているけれど、セレブがこの形式のサウナを選ぶのには、美しさをつくるたくさんのメリットがあることが大きいよう。遠赤外線サウナにはどんな効果があるのかご紹介。
デトックス効果が抜群
遠赤外線サウナとは、遠赤外線の力を使うことで身体を芯から温める、デトックス効果の高いサウナのこと。
理学療法士のビビアン・アイゼンシュタットは、「最も主流のドライサウナは80~110℃といった高温で室内の空気を温めるけれど、遠赤外線サウナは60℃前後というやや低温で、周りの空気ではなくダイレクトに体を温める効果がある」と米Healthlineで解説。このダイレクトに温める効果のおかげでほかのサウナよりも体の奥深くまで熱を浸透させられるため、蒸し暑さや息苦しさが比較的少ないのにしっかりと汗をかいてデトックスすることができるという。
遠赤外線サウナの具体的な美容効果についてビビアンは、体を芯から温めて冷え性を改善してむくみの解消や、毒素をしっかり排出することによる美肌効果、代謝アップが期待できると説明。ほかにも、たくさんの汗をかくことでストレスの発散になるなど心の健康にも良いことを明かした。
オススメの取り入れ方についてビビアンは、まずは10分~15分ほどの短時間からスタートし、慣れてきたら20~30分ほどまで時間を長くしてみるようアドバイス。ただし、脱水症状にならないためにこまめな水分補給を忘れないことも大切だという。
セレブもハマる遠赤外線サウナは、スパ施設や銭湯などで入ることができるので、取り入れている身近な施設を探してみて。(フロントロウ編集部)