Netflixと組んだヘンリー王子とメーガン妃
ヘンリー王子とメーガン妃が、ヘンリー王子の母国イギリスから、メーガン妃の母国アメリカへ移住してすでに約半年が経った。社会問題に関心の高い2人らしく、新型コロナウイルスのパンデミック中も食に関わるボランティア活動に参加したり、チャリティ団体を立ち上げたり、Black Lives Matterに関して高校生に向けたメッセージを送ったりしてきた。
そんななか9月には制作会社を立ち上げて、大手動画配信サービスNetflixと組むことが発表された。当時ヘンリー王子とメーガン妃は、こうコメントを発表している。
「自立した個人としても、さらにカップルとしても、私たちは生活を通して、人の勇気、柔軟性、繋がりの必要性といった人間のパワーを理解する機会を得られました。多様性のある社会やその環境、人々に光を当てることや世界の問題を通して、私達は伝えるだけでなく希望を与えるコンテンツを作っていきます。そして新米両親として、良い刺激を与える家族向けの番組を作ることは、真実と様々な視点とともにパワフルな物語を紡ぐことと同じくらい、私達にとって重要です」
ヘンリー王子とメーガン妃の密着番組が制作される?
2人の制作会社は、ドキュメンタリーや子供向け番組などの制作をしていくと見られているけれど、メーガン妃といえば元俳優。ドラマ『SUITS/スーツ』に出演していた人気俳優で、2020年6月11日よりディズニープラスで配信されている『ディズニーネイチャー/ゾウの足跡を追って』のナレーターを務めているうえ、現在は高位王族ではない。
そのことから、メーガン妃のショービズ業界復帰があるのではないかという声は、ヘンリー王子とメーガン妃が王室脱退を発表した時から上がり始めたけれど、Netflixと組んだことによって、ある番組も制作しているというウワサが流れていた。それは、リアリティ番組。リアリティ番組といえば私生活をさらけ出さなくてはいけないけれど、ヘンリー王子とメーガン妃のものとなれば、高視聴率は確実。しかしそんなウワサを、2人のスポークスパーソンや、Netflixのスポークスパーソンがきっぱり否定した。
「ヘンリー王子とメーガン妃は、どのようなリアリティ番組にも関わっていません」
「2人はすでにいくつかのプロジェクトに関わっています。創造力に富む自然に関するドキュメンタリーシリーズや、インスピレーションとなる女性達を祝福するアニメーションシリーズなどです。しかしどのプロジェクトもまだ発表していません」
ヘンリー王子とメーガン妃といえば、長年タブロイド紙の報道に苦しめられ、現在、DailyMailやThe Sun、Daily Mirrorなどを傘下に置く英Associated Newspapers(アソシエイテッド・ニュースペーパーズ)を提訴している。にもかかわらず、様々なウワサが噴出している。社会に役立つドキュメンタリーやアニメーション番組の制作に力を入れるなかで、自分たちのプライベートに注目が集まりがちなことを残念に感じたのか、今回のウワサも否定するコメントを発表した。(フロントロウ編集部)