続三部作はアリで新三部作はナシの理由
映画『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンが、パドメ・アミダラ役で出演した映画『スター・ウォーズ』シリーズの新三部作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を、まだ自分の子供たちに見せていないことがわかった。
『ブラック・スワン』で振り付けを担当した、ダンサー兼振付師のベンジャミン・ミルピエと2012年に結婚したナタリーは、プライベートでは2児の母でもある。『スター・ウォーズ』シリーズに加え、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『マイティ・ソー』シリーズなど、子供ウケの良い作品に多数出演していることについて、米Fatherlyのインタビューで意見を求められたナタリーは、「子供に共感してもらえる作品に出れて嬉しい」としたうえで、「でも、まだ子供たちには(新三部作を)見せてないの」と明かした。
その理由について、ナタリーは「自分の母親の“母親じゃない姿”を見せたら、子供たちが違和感を覚えるんじゃないかと思って」と説明。ただし、自分がまったく関与してない『スター・ウォーズ』続三部作は見せたことがあるそうで、「娘はまだ幼いから見せてないけど、息子には私が出ていない一番新しい『スター・ウォーズ』を見せた。多くの子供が夢見る世界の一部になれたことは本当にラッキーだと思う。ほんの少しでも子供たちに感心してもらえるっていいよね」と語っている。
ちなみに、ナタリーは『マイティ・ソー』シリーズの最新作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』で、俳優のクリス・ヘムズワース演じるソーに代わり、ふさわしい者でないと持ちあげることができないハンマー、ムジョルニアを握る女性版ソーを演じることが発表されている。
今回のインタビューの発言をふまえると、『マイティ・ソー』シリーズもまだ子供たちに見せていない可能性が高いが、いつか“その日”がやってきた時、自分の母親が全世界に熱狂的なファンを抱えるシリーズ作品の一部であると知った彼女の子供たちは、一体どんな反応をするのだろうか。(フロントロウ編集部)