withコロナ時代のハロウィン・トレンド
今年も、もうすぐハロウィンがやって来る! でも、新型コロナウイルスの影響で、例年通りには楽しめないという人も多い…。
米疾病対策センター(CDC)が9月下旬に発表したハロウィンを安全に過ごすためのガイドラインでは、仮装して近所の家々を訪ね、お菓子を貰って歩く「トリック・オア・トリ―ト」や、人々が家や会場に集まるハロウィン・パーティーは感染拡大のリスクが高いアクティビティとして避けるよう推奨。
その代わり、バーチャルで行なう仮装コンテストやハロウィン映画鑑賞、パンプキン・デコレーションなど、なるべく人との接触を避けたアクティビティを楽しむよう促している。
でも、いつもとは勝手が違い、自由が利かないからこそ生まれているトレンドだっていくつもある! 海外で注目されているwithコロナ時代のハロウィン・トレンドをまとめて紹介。
<1>トランク・オア・トリート
子供たちが隣家の玄関先を訪ねてまわるトリック・オア・トリ―トに代わって、熱視線を集めているのが、車のトランクをハロウィン仕様のキャンディスタンドに変身させる「トランク・オア・トリ―ト(Trunk-or-Treat)」。
定番のハロウィン・テイストでデコるも良し、自分のコスチュームに合わせてテーマを決めるも良し。
ウイルスの感染拡大防止のために、トランクを見守る大人はマスクを着用したり、ソーシャル・ディスタンスの確保も忘れずに。ハンドサニタイザー(手指消毒液)を用意したり、キャンディはつかみ取り形式よりも、小袋にまとめて1人1つずつ持ち帰れるようにするのが得策。
<2>トリック・オア・トリ―ト・サイクリング
歩いてトリック・オア・トリ―トを行なう代わりに、自転車に乗ってパレードすることで、なるべく人との接触を避けるというハロウィン・サイクリングを検討するファミリーも。
自転車も仮装に合わせて改造しても楽しい! もちろん、せっかくの仮装を多くの人たちに見てもらいたいという大人にもおすすめ。
<3>ハロウィン・アイメイク
ウェブ会議アプリのZoom(ズーム)などを使ったバーチャル・ハロウィン・パーティーを企画しているという人は、衣装に気合いを入れる代わりに、オンライン映えするハロウィン・アイメイクにトライしてみては?
<4>ハロウィン・マスク
パーティーに出かけないなら、仮装は面倒…という人は、マスクだけでもハロウィン仕様にしてみるのはいかが?
スカルやパンプキン、コウモリといった定番のハロウィン柄にくわえて、ホラー映画の名作や好きなアメコミのキャラなどがプリントされたマスクでお手軽仮装が完了。
<5>お家でキャンディー・ハント
今年はトリック・オア・トリ―トは遠慮しておこうという人は、自宅の中で楽しめるキャンディー・ハントが楽しい!
キャンディーやチョコレートを家のいたる所に隠して置いて、ヒントなどを頼りに、それを探してゲットするというゲームは、シンプルだけど盛り上がること間違いナシ。
<6>ハロウィン・エッグ・ハント
キャンディー・ハントを家の中だけでなく、自宅の庭や公園などで楽しみたいという人は、イースター(感謝祭)の名物である宝探しゲーム「エッグ・ハント」をハロウィン仕様にアレンジするとワクワク度がさらにアップ。
卵型のカプセルのなかにキャンディーと一緒にライトを仕込み、繁みなどに隠せば、幻想的なハロウィンナイトも楽しめて一石二鳥!
<7>ハロウィン・ツリー
出かけられない分、お家ハロウィンをめいっぱい楽しもうという人たちは、ハロウィン前から室内や庭のデコレーション。例年以上に気合いが入っている。
そんななか、数年前からトレンドとなっている「ハロウィン・ツリー」の人気がさらにアップ。
ハロウィン・ツリーとは、クリスマスシーズンの風物詩であるクリスマスツリーをハロウィン仕様に飾り付けたもの。ハロウィンカラーであるオレンジや黒を基調としたり、ハロウィンにまつわるモチーフのオーナメントを飾ったりする。
withコロナ時代でも、工夫を凝らせば、充分ハロウィンを満喫できる。海外トレンドを参考に、安全で楽しいハロウィンを。(フロントロウ編集部)