ジャスティン・ビーバーが新曲で「スターの孤独」を歌う
今年9月にチャンス・ザ・ラッパーとコラボした新曲「Holy(ホーリー)」をリリースしたばかりのジャスティン・ビーバーが、これまでに数々のヒット曲を手がけてきた敏腕プロデューサーのベニー・ブランコとタッグを組んだ新曲「Lonely(ロンリー)」をリリース。
日本語で「孤独な」「ひとりぼっちの」「寂しい」といった意味を持つタイトルの「Lonely」にちなんで、10代前半でデビューして以来、音楽業界のトップを走り続けるジャスティンならではの孤独や苦悩について歌っている。
以下、歌詞の全訳。
みんなが僕の名前を知ってる
いまだに変な感じがする
心を落ち着かせようと鏡を見ても
まるで別人を見てるようだ
昔とはなにもかも違う
人生そのものが変わってしまった感じ
歳を取ればもっと落ち着くんだろうか
でも今はそれがツラくてしょうがないもし欲しいものを全部手に入れても話す相手がいなかったら?
みんな僕のことを知ってるかもしれない
僕はすべてを手にした
でも誰にも僕の声は届かない
そんなの寂しすぎる僕はものすごく孤独だ
孤独なんだみんなが僕の過去を知っている
まるで全面ガラス張りの家に住んでるみたい
若くして金と名声を手に入れた代償なのかもしれない
僕が倒れたと知っても
誰も気にかけてすらくれない
バカなガキだと批判されるばかりの毎日もし欲しいものを全部手に入れても話す相手がいなかったら?
みんな僕のことを知ってるかもしれない
僕はすべてを手にした
でも誰にも僕の声は届かない
そんなの寂しすぎる僕はものすごく孤独だ
孤独なんだ僕はものすごく孤独だ
孤独なんだ
2018年にモデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)と結婚して以降は、妻の支えもあって精神的に安定しているジャスティンだが、それ以前はかなり荒れた生活を送っていたことで知られる。そんなジャスティンは、かつて米NMEのインタビューで自身が抱える孤独について、「寂しさを覚えることはしょっちゅうさ。とくにツアーに出ている時はね。みんなにはキラキラした部分しか見えていないから、その裏側がどうなっているのかは知らないよね。この生活は君をめちゃくちゃにする可能性がある」と語っていた。
ちなみに、「Lonely」のミュージックビデオで若かりし頃のジャスティンに扮したのは、映画『ワンダー君は太陽』で抜群の演技力を発揮した子役のジェイコブ・トレンブレイ。デビュー当時のジャスティンそっくりの髪型に、ファンには見覚えのある衣装を身にまとって、見事、“10代のジャスティン”を演じきった。(フロントロウ編集部)