ウィリアム王子がケンタッキーフライドチキンを「ご所望」?
イギリス王室のウィリアム王子は、妻キャサリン妃が新型コロナウイルス禍で敢行した写真プロジェクト『Hold Still(ホールド・スティル)』の入選作品を鑑賞するため、いくつかの作品が展示されているロンドン市内のウォータールー駅を訪問。
その際、駅近くにあったケンタッキーフライドチキンの店の前で立ち止まり、店内をまじまじとのぞき込む様子が目撃された。
ケンタッキーフライドチキン公式がダジャレでイジる
ウィリアム王子は、実際には、店内の窓際の席で食事中だった一般客とガラス越しに会話を交わしていたのだが、見ようによっては、女性が食べているチキンを羨ましそうに“ガン見”しているようにも見える。ちょっとクスッとくるウィリアム王子の姿は、すぐにネット上で話題に。
すると、これに英ケンタッキーフライドチキンの公式アカウントがすかさず反応。ダジャレを絡めて、ウィリアム王子のチキンへの好奇心を歓迎した。
William whispered quietly to himself;
— KFC UK & Ireland (@KFC_UKI) October 20, 2020
“Oh, I just can’t wait to be wing” pic.twitter.com/oKlQPiV3YJ
「ウィリアム王子の独り言:ああ、ウィング(キング)になるのが待ちきれない」
少しわかりにくいので解説すると、“チキンウィング(鶏手羽肉)”の「ウィング」と、ウィリアム王子が将来その座を継承する可能性が高い“英国王”を意味する「キング」をかけたよう。
このダジャレツイートが反響を呼ぶと、ケンタッキーフライドチキンの公式は、「Royal Thighness(ロイヤル・サイネス)とお呼びできなかったことを悲しく思っています」と、“Thigh(鶏もも肉)”と“Royal Highness(殿下)”をかけることを思いついていれば、もっと面白いダジャレにできたはずだと、悔しさをにじませるコメントも投稿して笑いを誘っていた。
おふざけはさておき、キャサリン妃が、自身がパトロンを務めるナショナル・ポートレート・ギャラリーと協力して行なっている『Hold Still』は、新型コロナウイルスが世界中で大流行するなか、イギリス国民がどんな日常を送っていたかを記録した作品を紹介することを目的としたプロジェクト。
SNSなどで公募した3万点以上の作品のなかから、1000点が最終選考に選ばれ、そのうち100点がナショナル・ポートレート・ギャラリーの公式サイトでデジタルで公開されているが、作品の一部は、駅やバス停といった、イギリス国内の計112カ所の公共施設でも展示されている。(フロントロウ編集部)