家にいる時のジョージ王子の様子は…?
英国王室メンバーでありながら地に足のついた生活スタイルを送っていることで知られるウィリアム王子とキャサリン妃は、これまでにも、第3子ルイ王子が誕生した直後に出席した式典で眠気にさいなまれるパパ・ウィリアム王子の姿が目撃されたり、キャサリン妃が育児に関する悩みをたびたび口にして、世の中の親達から共感の声が寄せられたりしてきた。
そんなロイヤルファミリーもまた、他の家族と同様に新型コロナウイルスの影響で外出自粛と家庭学習になっていた。祝日であることを忘れて、通常の平日と同じように過ごしてしまった1日もあるほど、自宅での子供達の勉強をサポートしているキャサリン妃とウィリアム王子だけれど、やはり子供とずっと家にいるのは大変だったのかもしれない。環境問題に力を入れるウィリアム王子を追った英ITVによる番組『Prince William: A Planet For Us All(原題)』で、ウィリアム王子はこんなことを話した。
「とくにジョージは外に出られない時には、檻に入れられた動物みたいですよ。彼は外に出る必要があるんです」
ロックダウン中にかぎらず、外に出られないと、そのエネルギーがあり余ってしまうというジョージ王子。ウィリアム王子が子供のことを“檻に入れられた動物”と表現することには少しびっくりもしてしまうけれど、子供を持つ親ならその気持ちも分かるというもの。とくに外出自粛を行なう家庭では、より一層その一言は共感できてしまう。
自然を守る活動を行うロイヤルファミリー
元々、子供達を自然と親しませることに重きをおいている王子は、「子供を見ること、子供達の目に宿る情熱やアウトドアへの楽しみを見ること。子供達は虫を見つけたり、蜂がどうやってハチミツを作るのかを見たりすることが好きなんです」とも語っている。
そして、これからを生きる子供達のために、環境問題に取り組むことは急務。キャサリン妃は、150年以上の歴史を持つ世界最高峰の園芸の祭典チェルシー・フラワー・ショーで「自然に還る庭」と名づけた一画をデザインし、子供達も自然を堪能。ウィリアム王子は、環境問題解決のために新たな技術や計画を作り出した人を称える「アースショット賞」を創設しており、人間が引き起こした環境問題を解決するために行動している。(フロントロウ編集部)