シンガーのジャスティン・ビーバーはなぜ黒人に対する人種差別撤廃を訴える「Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター」を叫び続けるのか?その理由をジャスティン本人が自身のインスタグラムで説明した。(フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーが人種差別について語る

 今年2月にニューアルバム『Changes(チェンジズ)』をリリースして、音楽活動を本格的に再開したシンガーのジャスティン・ビーバーが、黒人に対する暴力や差別の撤廃を訴える抗議運動「Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命には価値がある)」について、自身のインスタグラムで改めて言及した。

画像: ジャスティン・ビーバーが人種差別について語る

 以下、ジャスティンのコメント全訳。

 「一体なんのために『Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター』(以下BLM)に関する投稿をするんだとケチをつけてくる人がいるよね。何でなのか僕が説明してあげる。

 僕がBLMについて投稿するのは、僕にとってなにが重要なのかみんなに知ってもらいたいから。僕の心にずっしりと響くものがなんなのか知ってほしいんだ。それから、(BLMのことを)僕は片時も忘れたことがないということも。僕は自分のプラットフォームを使って、人種差別が悪であるということ、そして人種差別は僕たちの文化に根付いているということを人々に理解してもらいたいんだ。

 僕は僕の黒人の兄弟や姉妹たちに、自分たちは支えられている、自分たちの姿はちゃんとみんなに見えている、自分たちは大切にされていると感じてほしい。(僕の言動が)気に障るという人がいるかもしれないけど、僕はBLMについて話すのをやめるつもりはない。以上」

 白人であるジャスティンは、これまでの人生でいわゆる“白人の特権(White Privilege)”を存分に得てきただけでなく、長らく迫害されてきた黒人たちが作り上げた黒人文化の恩恵も受けてきた。

 本人に悪気はなかったものの、過去にファッションの一部としてドレッドヘアを取り入れた際に、“黒人文化の盗用(※)”だとして批判を受けたこともある。だからこそ、今後はもっと人種差別問題について積極的に発信し行動に移していくことを、今年6月にインスタグラムに投稿した長文コメントのなかで誓っていた。
※ある民族の文化的要素を、その文化に属していない人たちがファッションの一部などとして安易に取り入れること。

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 その言葉通り、あれから約4ヵ月が経った今も「Black Live Matterについて忘れたことはない」と言い切ると同時に、声を上げ続けることの重要性を説いたジャスティンは、続けて「All Lives Matter(すべての命に価値がある)」と唱えて論点をずらそうとする一部の人たちに、「Black Lives Matterを推しているからといって、ほかの命に価値がないと言っているわけじゃない。僕たちの文化に人種差別が根付いているのは紛れもない事実だ。自分が信じるものにも同等もしくはそれ以上の価値があると決めつけて、話題をすり替えようとするのは悪質だ。なんで素直に“黒人の命も大切”って思えないかな。話題を変えるなよ」と苦言を呈した。(フロントロウ編集部)

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