人気モデルのベラ・ハディッドが、ドナルド・トランプ大統領への支持を表明したラッパーのリル・パンプを「負け犬」と呼んで非難した。(フロントロウ編集部)

ベラ・ハディッドがお騒がせラッパーを「負け犬」呼ばわり

 モデルのジジ・ハディッドを姉に持ち、自身もモデルとしてファッション業界で活躍するベラ・ハディッドが、現在、投開票が行われているアメリカ大統領選挙で、現職のドナルド・トランプ大統領への支持を表明したラッパーのリル・パンプのことを自身のインスタグラムで痛烈に批判した。

画像: 人気モデルのベラ・ハディッド(左)と何かとお騒がせなラッパーのリル・パンプ(右)。

人気モデルのベラ・ハディッド(左)と何かとお騒がせなラッパーのリル・パンプ(右)。

 自分は名門ハーバード大学の中退者だと自称したり、実名を出してアジア系を差別したり、これまでに度々世間をザワつかせてきたお騒がせセレブとして知られるリル・パンプ。今回、ベラの反感を買ったのは、セクシーな服に身を包み、トランプ大統領と彼が掲げるスローガン「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」と描かれた応援幕を掲げる4人の女性をしたがえたリル・パンプが、ピースサインをして満足げな顔で写るこちらの写真。

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 この投稿を見たベラは自身のインスタグラムのストーリーで、「これは本当に無責任」と言うと、続けてトランプ大統領の選挙集会にも駆けつけたリル・パンプのことを、「このガキは負け犬」とバッサリと切り捨てた。

 “自分が大統領選挙に出馬する”という突飛な選択をしたカニエ・ウェストは例外として、ヒップホップ業界ではリル・ウェインやアイス・キューブなど、トランプ大統領を支持する人が多く波紋を広げているほか、仲間うちからも苦言を呈する声があがっている。もちろん誰に投票しようとその人の自由だが、一般人と違ってセレブは社会的な影響力が大きいぶん、軽率な発言や行動を取ることは御法度。50セントも当初はトランプ大統領を支持するひとりであったが、元恋人の説得などもあり、のちに撤回した。

母ヨランダ・ハディッドの“初めての選挙”に同行

 ちなみに、民主党候補のジョー・バイデン前副大統領を支持するベラは、民主党のイメージカラーであるブルーの服を着て母親と投票所に行ったことをファンに報告。ベラによると、元モデルでオランダ出身の母ヨランダ・ハディッドはアメリカの市民権を最近になって得たそうで、アメリカの選挙で投票するのは今回が初めてだったそう。

 ベラは、「ママを初めて投票所に連れて行ったの!彼女はアメリカの市民権を最近得たばかりだから。そして今年、彼女は投票することを決心した。私はママのことをとても誇りに思う」というコメントとともに、投票したことを示す「I Voted(投票しました)」と書かれたステッカーを貼って母ヨランダと撮影した写真をインスタグラムで公開している。(フロントロウ編集部)

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