※この記事はドラマ『ゴシップガール』最終回のネタバレを含みます。
ブレイク・ライブリーが『ゴシップガール』ネタをSNSに投稿
アメリカのニューヨークを舞台に、リッチな高校生たちが繰り広げる波乱万丈なロマンスや日常を刺激的に描いたドラマ『ゴシップガール』。アメリカで2007年から2012年まで放送され、登場人物たちの華やかでスタイリッシュなファッションとセンセーショナルなストーリー展開で一世を風靡した同ドラマは、放送終了から8年が経った現在も根強い人気を誇る。
そんな大人気ドラマで、つねに話題の中心に君臨する“イット・ガール”の主人公セリーナ・ヴァンダーウッドセンを演じて一躍人気俳優となったブレイク・ライブリーが、『ゴシップガール』のキャストと撮影した“思い出の写真”に続き、再び『ゴシップガール』関連の投稿をインスタグラムのストーリーにアップした。
全6シーズンの集大成でもある最終回で、あらゆるゴシップ情報を投稿できるサイト「ゴシップガール」の管理人で『ゴシップガール』の物語全般と結末のすべてを握るキーパーソンが、ペン・バッジリー演じるダンであったことが明かされた。
じつは当初の予定では、ゴシップガール役はダンではなくセリーナの弟エリックを想定していたが、New York Post紙にそのことをすっぱ抜かれてしまい、泣く泣く設定を変更。そういったドタバタ劇もあってしかたなく「ゴシップガールの正体はダンだった」という設定にしたものの、放送後、話のつじつまが合わないとコアなファンのあいだでは酷評が目立ち、ダン役のペンでさえも「（ダンがゴシップガールだという設定は）理解できない」とコメントするなど、散々だった。
最終話でゴシップガールの正体であることが明かされ、ファンの度肝を抜いたダン役のペン・バッジリー（左）と、セリーナ役のブレイク・ライブリー（右）。
Photo：©︎CBS TELEVISION / Album/Newscom
実際、シーズン1からゴシップガールに翻弄され続けてきたセリーナを演じたブレイクは、「ダンがゴシップガール」という設定をどう思っていたのだろうか？ ブレイクは「ダンだって知るために全部のシーズンを見た」という皮肉交じりのコメントに返信するかたちで、「驚いたでしょ…。でも作家はもっと複雑な気持ちだったでしょうね」と、同ドラマ最大の謎とその真相について8年越しにコメント。視聴者以上に、脚本の変更を余儀なくされた作家は納得がいっていなかった可能性を示唆した。
ちなみに、現在制作が進められている『ゴシップガール』のリブート版では、SNSで誰でもウワサを拡散することができる今の時代に合わせて、「みんながゴシップガール」という設定になっており、オリジナル版の物語の肝となっていた「ゴシップガールの正体探し」は行われないそう。まだ正式なタイトルも明かされておらず、出演者の情報以外はほとんど明らかにされていないが、リブート版はオリジナル版の終幕から8年後が舞台となり、より多様性に富んだキャラクターやSNSの普及なども盛り込んだストーリーになるという。（フロントロウ編集部）
