キアヌ・リーブス主演の映画『スピード』の続編である『スピード2』を、ヤン・デ・ボン監督が制作した理由とは?(フロントロウ編集部)

大ヒットした『スピード』1作目

 映画『スピード』は1994年に公開されて爆発的大ヒットとなり、キアヌ・リーブスサンドラ・ブロックを国際的スターに押し上げた。また、故デニス・ホッパーの怪演も高く評価されている。

 第67回アカデミー賞で3部門にノミネートされ、2部門で受賞を果たした本作を手掛けたオランダ出身のヤン・デ・ボン監督は、撮影監督としてキャリアを積み、本作で初めて監督を務めた。

画像: 2003年に撮影されたヤン・デ・ボン監督。

2003年に撮影されたヤン・デ・ボン監督。

監督も『スピード2』の制作には乗り気じゃなかった?

 アクション映画として今でも人々に見られ続けている『スピード』だけれど、その3年後となる1997年に公開された『スピード2』では、キアヌの降板や脚本の影響から残念ながら大失敗に終わり、ゴールデンラズベリー賞最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞を受賞するハメに。キアヌは続編での降板について、2015年に出演したトーク番組『Jimmy Kimmel Live!(原題)』のなかで、脚本に納得がいかなかったことが理由だと明かしている。

 そしてなんと、監督すらも『スピード2』の制作に乗り気ではなかったことが明らかに。米Colliderのインタビューに応じた彼が、こう明かした。

「僕は基本的に続編がそこまで好きじゃない。(『スピード2』の制作は)契約で続編を作ることになっていたから。やらなくてはいけないのであれば、キャストたちも戻ってきたがってくれないとね。さもなければまったく新しい映画を物語らなければいけない。1作目では彼が中心であり、彼についてであり、ヒーローとしての彼のなかにある小さな気まずさについてだった。そして、ヒーローという立場にいることの気まずさは…、彼にすごく良く働いただろう。でも他の俳優では上手くいかないんだよ。そして同じような雰囲気を取り戻すことも難しい」

 監督が続編を撮ったのは、契約だったから! 1作目の時点で失敗していたとしたら、契約が結ばれていたとしても続編は制作されなかった可能性が高いけれど、あれほどの大ヒットともなれば、配給会社の20世紀フォックスが作る気満々になるもの無理はない。しかし監督は、『スピード2』にかなりネガティブな気持ちを持っている様子を隠さなかった。

 ちなみに、続編というもの自体にそこまで関心がない監督だけれど、『トゥームレイダー』シリーズでは2作目だけ監督を務めた。(フロントロウ編集部)

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