婚約破棄を経験したデミ・ロヴァート
シンガーのデミ・ロヴァートが米現地時間11月15日に開催されたピープルズ・チョイス・アワードの授賞式で司会を務め、その冒頭で自身の婚約破棄について言及した。
デミは今年3月、ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』や『LAW &ORDER:性犯罪特捜班』などへの出演で知られる俳優のマックス・エーリックと交際をスタートさせ、7月に婚約したことを発表するも、9月に破局したことが明らかに。
婚約破棄を巡っては、双方の言い分が食い違っており、マックスが「タブロイド紙の報道を通じて」初めて知ったと主張しているのに対し、デミ側の関係者はマックスが「嘘をついている」、「デミは事前に彼に伝えていた」と反論するなど、一時は収拾がつかないのではないかと思われるほどに両者の主張は平行線を辿っていた。
デミ・ロヴァートが婚約破棄をジョークに
しかしながら、少なくともデミは、泥沼の一途を辿っていると見られたマックスとの婚約破棄をジョークにできるまでに復活したよう。ピープルズ・チョイス・アワードの冒頭で「今夜この場所にいられることを嬉しく思っています。というのも、正直、今年はこれまでの人生で一番長い“3年間”でしたから」とジョーク交じりに語りながら、およそ2年ぶりの表舞台となった第62回グラミー賞授賞式への出演からスタートした2020年のこれまでを次のように振り返った。
「誤解はしないでくださいね。幸先は良かったのです。グラミー賞でパフォーマンスして、スーパーボウルでは国家を歌いました。その後で、新型コロナウイルスがやってきて、何もかもシャットダウンされてしまいました。そういうわけで、私も他の皆さんと同じことをしました。ロックダウンのモードに入り、婚約もしました」
マックスとの婚約にさりげなく言及したデミは、「絵画や写真、瞑想に夢中になり、(※定額のフードデリバリーサービスである)『Postmates Unlimited』の限界に挑戦しました」と、自粛期間中にハマっていたものを挙げながら、「『プリティ・リトル・ライアーズ』の7シーズンを一気見して、婚約を解消。砂漠へエイリアンを探しにも行きました」と、サラッと婚約破棄にも言及。
※先月に訪れたカリフォルニア州ジョシュア・ツリーでUFOらしきものを見たことを報告したデミの投稿。
さすがセレブと言える波乱万丈な10ヵ月間を振り返ったデミは、「そういうわけで、基本的には他の皆さんと同じですよね」とジョークを飛ばしてみせた。
授賞式冒頭でのデミのスピーチはこちら。
(フロントロウ編集部)