あの歌姫たちとコラボでクリスマスソングをリリースへ!
2020年でデビュー30周年を迎えた大御所シンガーのマライア・キャリーがリリースするクリスマスソング「Oh Santa!(オー・サンタ!)」のリメイク版に、彼女を敬愛するシンガーのアリアナ・グランデとジェニファー・ハドソンが参加していることが正式に発表された。
現代音楽界を代表する実力派歌姫3人が豪華共演を果たす「Oh Santa!」は、Apple TV+で12月4日から世界配信がスタートする、マライアのホリデースペシャル番組『Mariah Carey's Magical Christmas Special』のサウンドトラックに収録。
「Oh Santa!」はもともと、マライアが2010年にリリースしたクリスマスアルバム『Merry Christmas II You』に収録された1曲で、マライアの30周年を締めくくる『Mariah Carey's Magical Christmas Special』の目玉として、アリアナとジェニファーをコラボに迎えて新バージョンが制作された。
「パンデミック禍で危機に瀕したホリデーシーズンを救えるのは、クリスマスの女王、マライアしかいない!」という遊び心たっぷりのコンセプトで、マライアが名曲を披露する同番組では、アリアナ&ジェニファーのパフォーマンスのほかにも、豪華ゲストが出演。
ラッパーのスヌープ・ドッグやコメディ俳優のティファニー・ハディッシュ、ビリー・アイクナー、音楽プロデューサーのジャーメイン・デュプリ、バレリーナのミスティ・コープランドといった多彩なキャストが登場し、さらに、マライアが溺愛する双子の娘モンローと息子モロッカンも参加している。
Ready??☃️#MariahsMagicalChristmas @AppleTV pic.twitter.com/paiK2tEL9w
— Mariah Carey (@MariahCarey) November 18, 2020
コラボのウワサの発端は「匂わせ写真」
マライアがアリアナ、ジェニファーとコラボするのではないかというウワサの発端となったのは、マライアが10月中旬にSNSで公開した1枚の写真。
とあるスタジオで撮影されたこの写真では、マライアのイニシャルである「MC」がデザインされた椅子を挟んで「AG」、「JH」というイニシャルが入ったされた椅子が並べられており、このイニシャルから、「AG」はアリアナ、「JH」はジェニファーを意味するのではないかと3人のコラボ説が浮上した。
マライアはクリスマスツリーの絵文字のみをキャプションにつけており、クリスマス付近になんらかのサプライズを用意していることを匂わせていた。
アリアナとジェニファーはそろって大先輩のマライアを崇拝していることで知られている。アリアナは「マライア・キャリーは私のすベて」とツイッターと発言しており、ジェニファーに至っては、2018年に米音楽オーディション番組の『The Voice』でマライアと共演した際、「昨日は眠れなかった」、「マライアは息が出来なくなるほど素晴らしい大スター」と目を潤ませていたほど。
「Oh Santa!」は誰もが聴くだけでハッピーな気分になってしまうような、アップテンポでノリノリの曲。アリアナとジェニファーが、憧れの人マライアとどんなハーモニーを奏でたのか期待大!
マライアが2010年にリリースしたオリジナルの「Oh Santa!」のMV
『Mariah Carey's Magical Christmas Special』のサウンドトラックは、Apple TV+での配信スタートから1週間後の12月11日からは、YouTubeやSpotifyといったほかのストリーミングサービスでも配信される。
2019年12月には、名曲『恋人たちのクリスマス』が25年前にリリースした楽曲にもかかわらず、初の全米シングルチャート(Billboard Hot 100)の1位に輝くという快挙を成し遂げたマライア。2020年のクリスマスも、やはり女王の本領を発揮してくれそう!(フロントロウ編集部)