夫と子ども2人と暮らすアン・ハサウェイ
映画『プリティ・プリンセス』や『プラダを着た悪魔』、『レ・ミゼラブル』などで知られるアン・ハサウェイが、大魔女という新たな一面を見せたファンタジー映画『魔女がいっぱい』が、12月4日についに全国公開された。
クリスマスらしいファンタジー作品である本作でアンは子供嫌いの魔女グランド・ウィッチを演じ、作中では子供をネズミにしてしまうシーンもある。一方でプライベートでは、夫とともに愛情いっぱいに2人の子供を育てている。
アン・ハサウェイ、放送禁止用語でストレスぶちまける
しかし2020年といえば、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るった波乱の年。いまなおその猛威は続いているけれど、とくにパンデミックが起こったばかりの頃は状況が把握できなかったり、新たな生活スタイルへ移行したりするために、多くの人がてんやわんや。さらに子どもを育てる家族では、子どもの学校が休校になったり、オンライン授業に移行したりと、さらにバタバタとすることは避けられなかった。
そんな生活のなかでは、ある“家事”に対してめちゃくちゃストレスが溜まっていたよう。英Stellerのインタビューで親として1番大変だったチャレンジは?と聞かれたアンは、たまらず放送禁止用語を使ってこう叫んだ。
「ロックダウン中に?汚い言葉使っていい?ファッキン・ランドリーだよ!」
アン・ハサウェイ、自分を大切に
毎日やらなくてはいけない家事は様々だけれど、アンはとくに洗濯がストレスだったよう。新型コロナウイルスの感染対策のため、ベビーシッターや家事代行サービス、クリーニング業者などを家に呼べなくなっていた利用者は多い。そして離れて暮らす家族も家に呼ぶことはできなかった。アンが以前からそういったサービスを利用していたかは定かではないものの、夫と2人で多くの家事と育児をこなさなければいけなくなり、ストレスがマックスになっていたのはアンだけではない。とはいえアンは、そういった状況をチャレンジだとは思いたくないそうで、こう続けた。
「でも、チャレンジっていう枠に入れたくないんだよね。そうすると、そういうものになってしまうでしょう。(中略)もちろん学んでいくことなんだけど。とくに早い時期には、すべてを間違って行なってる気分になってしまうけど、自分自身に優しくしなきゃいけないよ。でもこれはチャレンジより大きなもの」
ちなみに、ロックダウン中に四六時中子どもといることになったストレスについて口を開いたのはアンが初めてではなく、ドリュー・バリモアは毎日泣いていたことを明かし、ジェシカ・アルバは家族から離れたいと、友達と1週間旅行に行くと宣言したことを明かしている。(フロントロウ編集部)