注目の若手俳優ティモシー・シャラメ
映画『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞の主演男優賞にノミネート以降、『レディー・バード』や『ビューティフル・ボーイ』といった数々の話題作に出演したほか、2021年にはSF大作『DUNE/デューン砂の惑星』や『ザ・フレンチ・ディスパッチ』の公開が控えている俳優のティモシー・シャラメ。
ティモシーは、公開を控える作品以外にもすでにいくつかの作品へ出演することが決定しているものの、ファンが一番期待していた、2016年にノーベル文学賞に輝き、「Blowin' In the Wind(邦題:風に吹かれて)」や「Knockin'on Heaven's Door(邦題:天国への扉)」などのロック界に残る名曲を世に送り出してきたシンガーソングライター、ボブ・ディランの若き日を描く伝記映画は、残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大の影響により無期限の延期に。
ティモシーが雑誌の表紙に登場
そんなティモシーが、雑誌Document Journalに登場。Document Journalは、カルチャーやファッションなど、様々なジャンルが取りあげられている雑誌で年に2回しか発行されない。そしてティモシーは2021年秋冬号の表紙を飾ることになった。
モノクロで美しいティモシーが表紙になっており、誌面にも魅力たっぷりのティモシーの姿が掲載され、ファンなら喉から手が出るほど欲しくなる雑誌。じつはこの雑誌でティモシーのことを撮影したのは、エディ・スリマン。エディと聞いてピンときた人もいるかもしれないけれど、エディはディオールオム(Dior Homme)やサンローラン(Saint Laurent)でクリエイティブディレクターを務め、2018年からセリーヌ(Celine)を率いているトップデザイナー。
じつはエディによるティモシーの撮影はこれが2回目。前回は、ティモシーがまだ17歳の頃にエディが撮影しており、今回約6年ぶりのセッションとなった。ティモシーはエディについて「エディは僕にとって刺激的な人でちょっとしたロックスターなんだ」と誌面で語っていた。また、ティモシーは自身のインスタグラムでもエディについて触れており「エディ・スリマンは17歳の頃初めてのフォトシュートで撮ってくれた。そして約6年後に彼と一緒に撮影することは夢のようなことだった」と思い入れがあるエディと久々に仕事ができた喜びを綴った。
ティモシーもエディも約6年間の間で様々なことを経験し、お互いハリウッドやファッション界で重要なポジションにつくまでに成長。今回6年ぶりの撮影は、以前とは違う大人なティモシーが垣間見られた。(フロントロウ編集部)