トム・ホランド、ロバート・ダウニー・Jr.から「借りっぱなし」な物がある
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画に出演したヒーローのなかで、アベンジャーズの最年少メンバーであるスパイダーマンことピーター・パーカーを演じたトム・ホランド。
“末っ子”であるトムは、その憎めないキャラも相まって、ハリウッド映画界のスターが顔を揃える共演者たちから、とことん可愛がられたが、アベンジャーズを率いる存在のアイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.は、とくにトムを溺愛していることで知られる。
MCU作品の劇中で描かれた、スパイダーマンとアイアンマンの“師弟”あるいは“父と息子”のような関係性と同様、プライベートでもトムの成長を温かく見守っているロバート。
シリーズ最終章となった映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影やプロモーションが終わってからも、トムとは、ちょくちょく顔を合わせていたようだが、ロバートは、3年ほど前にトムに自分のお気に入りのジャケットを貸していた。
トムは、ロバートから借りた人気ストリート系ブランドStussy(ステューシー)の赤いチェック柄のジャケットを、すっかり“自分のモノ”にしているようで、今でもときどき大事に着ていることを、先日、インスタグラムストーリーで報告。
このジャケットを着た鏡越しのセルフィーを撮影したトムは、「あなたのジャケット、大事にしてるよ!」とコメント添えて公開。
写真ではわかりにくいが、そこには極小サイズでロバートのアカウントがタグ付けされており、目ざといマーベルファンたちは、これがトムにとっては“恩師”であるロバートに宛てたメッセージだったことに気づいた。
ロバートが反応
しばらくして、トムからタグ付けされたことに気づいたロバートは、自身のストーリーでトムの写真を引用し、キラキラと輝く赤いジャケットのスタンプを添えて「#Thankyou Brother(ありがとう、ブラザー)」と反応。 久々のロバートとトムの交流には、多くのマーベルファンたちが胸を躍らせた。
トムが「あなたのジャケット」と呼んでいるということは、このジャケットは、ロバートから“貰った”のではなく、“借りている”という認識があるということ。3年間も借りっぱなしにしていたら、立派な「借りパク」だが、ロバートはまったく意に介していない様子で、むしろトムが大事に使ってくれていることを喜んでいるよう。
ロバードがトムにジャケットを“譲る”のではなく、あえて“貸す”というかたちを貫いているところに、2人絆の深さを感じる。
ちなみに、トムがロバートのジャケットを着用した姿が見かけられたのは今回が初めてではなく、2017年の12月に初めてこのジャケットに袖を通した姿をインスタグラムで公開し、ロバートの持ち物であることを明かして以来、小児病院へのチャリティ訪問にも着ていく様子なども確認されている。
It was kind of you to swing by @TomHolland1996! A surprise visit from a @Marvel superhero means a lot to our precious #GradyHeroes in the Burn Center. #ItsTheLittleThings #SpiderManWasHere pic.twitter.com/P1TommAH6R
— GradyHealth (@GradyHealth) December 19, 2017
(フロントロウ編集部)