2020年、様々な局面を乗り切ったビリー
ビリー・アイリッシュは、2019年にリリースしたデビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』をリリースし、数々の歴史を塗り替えるほど大ヒット。2020年は、第62回グラミー賞授賞式で、史上最年少、女性として初めて最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀新人賞、最優秀楽曲賞の主要4部門の全てを受賞し、それに加え最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムを獲得するという快挙でスタートした。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのビリーは、その勢いのままワールドツアーを開催するものの、新型コロナウイルスによる世界規模のパンデミックが発生したためあえなくコンサートを中止に。
しかしビリーは、少しでもファンに音楽を届けようとして、2020年にシングル「No Time to Die」、「Ilomilo」、「My Future」、「Therefore I Am」の4曲をリリースしたうえ、オンラインコンサートも開催。
そんなビリーが、2020年にお気に入りだった9曲をオーストラリアのラジオ局Triple Jの番組内で明かした。
ビリーが2020年お気に入りだった楽曲は?
ビリーが発表した2020年お気に入りだった楽曲は以下の通り。
・ドレイクの「Time Flies」
・ザ・ストロークスの「At The Door」
・ブルーノ・メジャーの「To Let A Good Thing Die」
・ジョルジャ・スミスの「By AnyMeans」
・ジェイムス・ブレイクの「Are You Even Real?」
・シンの「Drinks」
・フィービー・ブリジャーズの「Savior Complex」
・テクノの「Kata」
・ドミニク・ファイクの「Chicken Tenders」。
ロックからヒップホップまで、様々なジャンルの楽曲を聴いていたことがわかるリストだけれど、なかでもお気に入りだったのは、ザ・ストロークスの「At The Door」。ビリーは以前Apple Musicのラジオに出演した際、「At The Door」が収録されているアルバム『The New Abnormal』をずっと聴いていると話していたほどお気に入りで、今回も「『At The Door』が大好き。メロディーも歌詞も、楽曲のすべてが好き。ザ・ストロークスは、痛いところをついてくる」とコメントしている。
ザ・ストロークスの「At The Door」のような楽曲を聴いて刺激をもらっているビリー。2021年はどんな楽曲を届けてくれるのだろうか。(フロントロウ編集部)