ワンダーウーマンがさらなる進化を遂げる
DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の9作目となる映画『ワンダーウーマン1984』が、ついに12月18日に公開された。前作『ワンダーウーマン』から、ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス役のガル・ガドットや、スティーブ・トレバー役のクリス・パインが続投し、タイトルの通り1984年が舞台となる。
イスラエル出身の元兵士という経歴を持つガルが“最強戦士”ワンダーウーマンを演じたことで、作中でのアクションシーンは素晴らしい出来上がりに。アメリカの首都ワシントンD.C.のペンシルベニア大通りを全力疾走するシーンは、なんと“人類最速”と言われるウサイン・ボルトの速さを基に速度が設定されており、ガルは撮影を振り返って、「本当にクレイジーだった。当然、自分の力だけじゃなくてワイヤーにアシストされて走ったわけだけれど、クレイジーで素晴らしい経験だった」と話していた。
ガルガドット、『ワンダーウーマン1984』思い出の品
ガルにとってDCEU作品への出演は、2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、2017年の『ジャスティス・リーグ』、そして『ワンダーウーマン』に続いて4作目となった。スーパーヒーローものということで、作中にはファンの心をくすぐる様々な衣装や小道具が登場してきた。
もともとガルは撮影現場から記念に何か持って帰るということはあまりしないというが、『ワンダーウーマン1984』からは、その姿勢に反して思わず持って帰ったものがあるという。それは、ヘルメット! 本作で初登場したワンダーウーマンの衣装で、物語のカギを握るアイテムでもある金色の鎧「ゴールドアーマー」のヘルメットと見られる小道具について、ガルはインスタグラムでこう語った。
「私の家には映画からの記念品はあまり置いてないんだけど、これは私にとってとてもスペシャルなものだから飾ってる。ネタバレはしないけど、でもこれは、強さやレガシー、希望のシンボルなの。それを思い出させてくれるから、自分で持っていられて嬉しい」
詳しく話してしまうとネタバレなので言えないが、ガルにとってこれは家に飾っておきたい思い出のアイテムとなっているよう。
ちなみに、ガルはネタバレをしなかったけれど、『ワンダーウーマン1984』についてはすでにネタバレ事件が発生している。先日、英トーク番組『The Graham Norton Show(原題)』に彼女が出演したのだけれど、司会者のグラハム・ノートンが、“ある物”が映画に登場することをバラしてしまうというハプニングがあった。(フロントロウ編集部)