<生い立ち>『トワイライト』子役として業界入り
ロサンゼルスに暮らす一般家庭に生まれたマッケンジー・フォイは、20歳にして役者歴10年以上の元子役女優。ダンスの発表会でスカウトされてキッズモデルとして活躍していたなか、11歳の時に、映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン』で主人公ベラとエドワードの娘レネズミ・カレン役で映画デビュー。その後は、『死霊館』や『インターステラー』など立て続けに人気作に出演した。
<注目女優>劇場の次は配信でも!2作連続でディズニー映画に主演
2018年の映画『くるみ割り人形と秘密の王国』と、2020年12月18日よりディズニープラスで配信される映画『ブラック・ビューティー』と、2作連続でディズニーの映画の主演に抜擢されたマッケンジー。ディズニーはこれまで多くの人気俳優を発掘してきた歴史があるだけに、マッケンジーは“次世代の人気女優”として大注目されている。
<性格>礼儀正しく穏やかな人柄
面白いことがあるとクスクスっと少女のように笑いながら、穏やかな声で話すマッケンジー。そんな彼女に対してハリウッドの業界人が口を揃えて言うのが、“礼儀正しい良い子”だということ。
主演映画『ブラック・ビューティー』のアシュリー・エイビス監督も、「何よりまず、マッケンジーは良いハートを持っている。この業界で成功するためには、それは最も重要なことの一つ。4歳から業界にいたとは思えない素直さと謙虚さを持っている」とフロントロウ編集部に話した。
<ファッション>ハイブランドからラブコール
シャネル、ミュウミュウ、サンローラン、ロダルテ…。モデルのような顔立ちをするマッケンジーに、ハイブランドは夢中! ファッションウィークにはショーのフロントロウに招待され、とくに、シャネルは17歳の頃からマッケンジーに夢中で、クチュールドレスの提供などを行なっている。
マッケンジー自身もシャネルには思い入れがあるようで、「映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のプレミアで着たドレスはとくに思い出に残っている。とても美しかった」とフロントロウ編集部に明かした。
プライベートではその日の気分でスタイルを選ぶそうで、「カジュアルにいく時もあれば、少しおめかしすることもある。最近は可愛いトップスにスカートを合わせることが多いかな。なぜか今はスカートにすごくハマっていて、スカートばかり着ているの」とコメント。
<セレブ友達>次世代のイットガールたちがズラリ
子役出身として業界ではキャリアが長いマッケンジーだけに、仲の良い友達グループには、米Time誌の“最も影響力を持つティーン2016”に選ばれたヤラ・シャヒディや、エミー賞ノミネート女優のジョーイ・キング、東京公演が完売したサブリナ・カーペンターなど、豪華な面々が!
<趣味>インスタはテコンドーや馬の写真でいっぱい
マッケンジーは多趣味な女性でもある。「精神的に安定できて安心できる」というテコンドーでは黒帯を持つ実力で、インスタグラムでもテコンドーに関する投稿は多い。
テコンドーの他には、水彩画や乗馬も好き。とくに、新作映画『ブラック・ビューティー』に主演してからは、馬に関する投稿がインスタグラムで増えている。
<マニア>月に数回ディズニーランドに行く
ディズニーの映画に起用される前から大のディズニー好きだったマッケンジー。ディズニー映画のマイナーなキャラクターのトリビアにも答えられるほどのマニアで、ディズニーランドにも「月に数回行く」と言うほど。まさに、ディズニーとは両思いな関係!
<来日>日本に来たことはある?
日本好きな友人がいたり、日本に住んでいた友人がいたりするマッケンジーだけれど、本人はまだ来日経験は無し。ぜひ今後の映画のプレミアなどでの来日を待ちたい。
<チャリティ活動>動物愛護に力を入れている
ファイアーフライという名前の愛犬を溺愛するマッケンジー。元々動物が好きだった彼女は、新作映画『ブラック・ビューティー』のリサーチを通して、アメリカの野生馬が生息地を奪われている社会問題を知り、支援団体The Wild Beauty Foundationのスポークスパーソンに就任した。この団体は『ブラック・ビューティー』の制作をきっかけに同作のアシュリー・エイビス監督が立ち上げたもの。
アメリカの野生馬の問題とは?
アメリカには西部だけで8万頭以上の野生馬が生息しているものの、土地をめぐる人間の利権のせいで土地を追われたり捕獲されたりしている。捕獲された馬は、日陰のない劣悪な環境に長年放置されることも。The Wild Beauty Foundation(ザ・ワイルド・ビューティー・ファウンデーション)は、『ブラック・ビューティー』のような幸せな涙を流せるフィールグッド映画を通して、ポジティブなアプローチで馬の権利向上にスポットライトを当てることをミッションとしている。
<最新作>『ブラック・ビューティー』
マッケンジーの新作映画『ブラック・ビューティー』の原作、アンナ・シュウエル著の『黒馬物語』は、1800年代当時は人間にとって“道具”だった馬を感情のある生き物として描き、動物愛護への関心を高め、動物を守る法律や条例を作ることに貢献した名作。思いやり、共感、理解を説く同作は、欧米ではいまだに幼い頃の1冊として愛読されている。
映画『ブラック・ビューティー』は、そんな名作を心を揺さぶる映像と感動の涙で描いて、希望を伝えるフィールグッド映画。
映画では、両親を失ったジョー・グリーンをマッケンジーが、家族と引き離されたあとに親切な人間から心ない人間まで多くの主人の間を渡り歩く馬のブラック・ビューティーの声をケイト・ウィンスレットが務める。ピュアさと洗練さが交ざる魅力で、10代と20代のジョーを演じ分けるマッケンジーの演技にも注目してもらいたい。
思いやりを持って、お互いの境遇を理解しようという、どんな時代にも響く重要なメッセージを少女と馬の関係を通して描いて希望を伝える感動作『ブラック・ビューティー』は、今年の年末年始にぜひ見ておきたい1作。
<作品情報>
映画『ブラック・ビューティー』
ディズニー公式動画配信サービス ディズニープラス
12月18日独占配信スタート
Disney+ (ディズニープラス)とは
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(フロントロウ編集部)