コロナ禍で自宅待機を要請されていたにもかかわらず、誘惑に負けてマクドナルドへと足を運んでしまった男性客が払った「代償」がデカすぎる。(フロントロウ編集部)

自宅待機を守らずマクドナルドに行った結果、警察が出動

 つい先日、オーストラリアのケアンズで、新型コロナウイルスに感染した人の“濃厚接触者”に認定された男性が、行政による自宅待機要請を破って大手ファストフードチェーンのマクドナルドへ行ったところ、駐車場で待ち受けていた警察に声をかけられ、結果的にマクドナルドでの食事にかかる費用の何十倍もの「代償」を払うことになってしまった。

 男性は「自分が濃厚接触者だとは知らなかった」と“言い訳”をしたようだが、自宅待機を要請された人は、治療や医療サービスを受ける場合や緊急事態を除いて、家から出ることを禁止されているため、警察官はこの男性に「マクドナルドへ行くことはそのどれにも当てはまりません」とばっさり。

画像: 自宅待機を守らずマクドナルドに行った結果、警察が出動

 その後、男性は自宅待機要請を破った罰として、政府が管理する宿泊施設へと連れて行かれたそうで、費用を自分で負担することを余儀なくされた。また、宿泊費に加え、最大で1,334ドル(約10万円)の罰金を支払わされる可能性もあるという。

過去にはKFCやセブンイレブンでも似たような事例が

 海外では日本と違って“罰則あり”の厳しい外出禁止令や要請などが出されているため、こういったことは決して珍しいことではない。

 アメリカでは、新型コロナウイルスの感染拡大が始まってまだ間もない今年4月、州政府による外出禁止令が出されていたカリフォルニア州のフリーモントから、サンタクルーズへとロードトリップに出かけた若者7人が、飲み物欲しさにセブンイレブンに立ち寄ったところ、たまたま付近を巡回していた警察官に見つかってしまい、1,000ドル(約10万円)の違反切符が切られた。もちろん1人につき1,000ドルなので、7人合わせて7,000ドル(約70万円)もの大金を支払うことに。

地元警察によって「見せしめ」にされた若者たち。

 また、今回と同じくオーストラリアでも、今年7月、ロックダウン(都市封鎖)の最中に禁止とされているハウスパーティーを開催した複数の若者たちが、合計で2万6,000ドル(約193万円)も支払う羽目になった。そのきっかけとなったのが、ケンタッキーフライドチキン(KFC)への買い出し。ロックダウン中でもテイクアウトはよしとされていたが、約20人分の食事を2人組の男性がテイクアウト用に注文したことを怪しんだ警察によってあえなく御用となった。(フロントロウ編集部)

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